バイク旅・自転車旅がメタバース化(日本全土)されたら可能な運営戦略

メタバース

NF亭ショウタです。

バイク旅・自転車旅は、自由気ままで楽しそうですよね?

まとまった時間があれば、やってみたいと思う人も多いでしょう。

しかし多忙な現代人は、まとまった時間をとるのは困難です。

 

ですが・・・

いや、だからこそメタバース化すべきなのです。

最終的には、日本全土をメタバース化して自由に旅をすることが可能になるかもしれません。

バイク旅・自転車旅ができるメタバースを創ることにより、生まれる経済圏を解説していきます。

  1. バイク旅&自転車旅の概要
    1. バイク旅(ツーリング)とは?
    2. 自転車旅(サイクル ツーリング)とは?
  2. バイク旅・自転車旅の戦略   市場・経済効果
    1. バイク・自転車好きな人をターゲットにする➡地方創生の手段
    2. 長距離イベント開催
    3. ライダーに適した宿泊施設
    4. レンタサイクル
    5. バイク・自転車用品店の集客にもなる
    6. ご当地グルメで集客
    7. スマホアプリ
  3. メタバースでバイク・自転車 旅の可能性
    1. バイク旅ゲームの実例
    2. 自転車レースゲームの実例
    3. 巨大な需要が、確実にある
    4. いずれはメタバース化する
  4. メタバース運営のメリット デメリット
    1. 運営サイドのメリット
      1. 「オーバーツーリズム」が起きない
      2. マイクロツーリズム(小旅行)層を世界中から集客
      3. 走行環境の整備が不要
    2. 運営サイドのデメリット
      1. 広大なメタバースが必要不可欠
      2. 建築物(神社・大仏・名所など)の肖像権の問題
      3. 収益化ポイントを上手く設置しないと、1円も使ってくれない
  5. メタバース旅行者のメリット デメリット
    1. 旅行者のメリット
      1. 天候の影響を受けない
      2. 宿代が不要
      3. 荷物が不要
      4. 事故の危険がない
      5. 信号待ちが不要
    2. 旅行者のデメリット
      1. 健康面or初期投資…のどちらかのリスク
      2. 景観・季節感を、視覚でしか感じられない
  6. バイク旅ゲームがメタバース化したら可能な戦略
    1. 交流の場所を作る
    2. 時間・期間が限定されているイベント
    3. 広告枠を売る
    4. アフィリエイトプログラムとの連携
    5. 特産品を売る
    6. スタンプラリー設置
    7. バイクメーカー・自転車メーカーとコラボ
    8. バイクレース要素
    9. 限定NFT発行
    10. 【重要】実在都市メタバース(パラリアル)との連携
  7. リアル現地との連携
    1. シリアスレーサー➡タイムトライアル
    2. ファンライダー➡QRコードスタンプラリー
    3. デイリーユーザー➡日用品の特売情報の告知
    4. NFTとの連携
  8. Googleやアップルが参入or技術提供の可能性

バイク旅&自転車旅の概要

バイク旅(ツーリング)とは?

バイクを移動手段として、旅をすることを指します。

本来バイクは、目的地に行くための手段なのだが、バイク旅をする人はオートバイクに乗ること自体を目的としている傾向が強いです。

バイクで旅を行うメリットは、

  • 移動の自由度
  • 移動の費用や待ち時間の節約
  • 五感による体験

…などがあります。

 

・移動の自由度

本来、旅を行うときの移動手段は、公共の交通機関(電車・バス・飛行機など)を利用します。

とうぜん、あらかじめ決定されたルートの範囲内でしか移動することはできません。

行ってみたいところがあっても、交通機関の範囲から外れていたり、または混雑している場合、断念することも多いです。

 

しかし、自由に移動できるバイクなら、圧倒的に行ける場所が多くなります。

 

・移動の費用や待ち時間の節約

交通機関で行ける場所であっても、移動には費用がかかります。

また、交通機関の発着所から距離がある場合は、タクシーなどを使う場合もあるでしょう。

 

さらに、交通機関には規定の時刻がまで待つ必要があります。

数十分まちぼうけ・・・ということも しょっちゅう起こるでしょう。

 

バイク旅なら、「移動費用」「待ち時間」を節約できます。

いつでも待ち時間なく移動を開始できますし、移動の費用はガソリン代だけなので割安で済むのです。

 

・五感による体験

バイク旅は、その地域の景観を、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚でフルに感じることができます。

交通機関の場合は、密閉された空間の中に他の乗客とともに乗るので、五感で感じることができるのは密閉空間内の情報だけです。

 

しかし、それらから解放されたバイク旅は、全身で景観を体験することができるので、高い体験価値があるのです。

自転車旅(サイクル ツーリング)とは?

自転車を移動手段とする旅「サイクル ツーリング」も大きな市場となっています。

バイク旅に比べると、”移動速度”が劣りますが、

  • 健康面
  • 交通機関と併用しやすい

…という大きなメリットがあります。

 

・健康面

自転車は体を動かすので、バイクに比べて肉体強化につながります。

筋肉もやわらかくなりますし、スタミナや心肺機能も高まります。

体重が重い人の場合、ジョギング・ランニングでは足首やヒザを痛めてしまうこともありますが、自転車ではその確率は格段に低くなります。

 

・交通機関と併用しやすい

自転車の場合は、高速バスや電車や新幹線への持ち込みが許可されている場合もあります。

つまり、雨天や雪の時などは交通機関で移動できるのです。

通常時は自転車で移動して、必要な時は交通機関を利用する・・・という臨機応変さが、大きなメリットとなります。

バイク旅・自転車旅の戦略   市場・経済効果

コロナ禍において、バスや電車という三密での感染リスク回避のため、自転車・バイクを使う人は、増加しています。

 

そして、自転車やバイクに乗る人は、3タイプに大別されます。

  • シリアスレーサー=ハイレベルなスポーツ走行を重視
  • ホビーライダー=楽しむのを重視
  • デイリーユーザー=生活のための移動手段として利用

(バイク旅・自転車旅をする人はホビーライダー要素が強いですが、メタバース化すれば上記3タイプにアプローチできるので、併せて解説します。)

1つずつ、解説します。

 

・シリアスレーサー=ハイレベルなスポーツ走行を重視

レース参加に向けた練習など、本格的なスポーツ競技として自転車に乗っている層です。

トレーニング目的なので、負荷の高い(バイクの場合は、技術的な難易度の高い)コースを好みます。

(スピードを出しやすい長距離コースや、標高差の高い峠コースなど)

平日は仕事をしている人が多いので、週末になると練習に適した有名なコースにはシリアスレーサーが集まります。

 

・ホビーライダー=楽しむのを重視

スポーツ競技としてよりも、レクリエーション目的で楽しむ層です。

景色を見たり料理を食べたり、仲間とコミュニケーションをとることを目的としています。

起伏差の少ない走りやすいコースや、海岸・河に沿ったコースが好まれやすい傾向にあります。

 

・デイリーユーザー=生活のための移動手段として利用

日常生活の移動手段として、自転車に乗る層です。

通勤や買い物のために実用目的でバイク・自転車に乗っており、スポーツやレクリエーションとして乗ることは想像しない人が多いです。

バイク・自転車好きな人をターゲットにする➡地方創生の手段

地方創生を目的として、その地域特有のイベントを行うことができます。

地域に来てもらうことで、宿泊業や飲食店をはじめとする店舗に来てもらい、経済の活発化につながります。

また、現代ではYouTubeやSNSで発信している人も多いので、情報拡散による宣伝効果も期待できます。

 

⬇ここからは、ライダーをターゲットにして、現実世界で実践されている戦略を解説します。

長距離イベント開催

数十キロ以上〜百キロ以上を走るスポーツイベントが開催されています。

それにより、スポーツ競技として自転車に乗っているシリアスレーサーを集客することができます。

また、入賞や好タイムを狙う層だけでなく、楽しんで完走することを目的としたホビーライダーも集客できます。

ライダーに適した宿泊施設

宿泊施設に、バイク・自転車の整備などに適した環境を用意します。

可能ならば、故障などに備えて整備士が常駐 または いつでも呼べる環境ならさらに良いでしょう。

ベテランライダーもビギナーも、安心して宿泊先に選ぶことができます。

レンタサイクル

レンタサイクルとは、無料もしくは格安で借りれる自転車です。

街中にある複数の駐輪エリアで借りて、そして返却することができます。

スマホアプリとの連動により、自転車に貼られたQRコードを読み取れば解錠され、乗ることができます。

自転車の位置はGPSで管理されているので、マナーの悪い利用者を排除することも可能です。

 

このレンタサイクルを充実させれば、自転車旅をしている人以外の層を呼び込むこともできます。

また、サイクリングコースやお得な情報などを記載したマップの無料配布、サイクリングツアーの実施なども、有効な施策です。

バイク・自転車用品店の集客にもなる

多くのライダーが集まれば、その地域のバイクや自動車用品を売っている店舗にも足を運んでくれやすくなり、売上も増加しやすくなります。

経済の活発化につながります。

 

また、ついでに近所のコンビニでコーヒーやパンなども買ってくれるかもしれません。

ライダー1人が平均で総額数千円を地域で使ってくれたなら、集客数によっては チリも積もれば… でかなりの金額になるでしょう。

ご当地グルメで集客

楽しむことを主目的としたホビーライダー層を、ご当地グルメで取り込むことができます。

地元特産品を使った名物料理を出す店の情報を強調して情報発信すると同時に、そこに行くまでのサイクリングに適したコース情報も発信します。

思わず他人に知らせたくなるような珍しい名物料理があれば、情報拡散されるでしょう。

スマホアプリ

前述した施策を、利用者がカンタンに使ったり情報を閲覧したりできるアプリを用意します。

推奨ルートやお得情報などを案内するアプリを作り、旅をする人の利便性を高くします。

また、シェアサイクルの利便性向上(検索 予約 決済)も意識すれば、ライダーでない人も気軽に自転車旅を楽しんでくれます。

 

その他、地域の多様な有益情報を発信すれば、地域活性化につながるでしょう。

LINEマガジンに誘導して、移住者向けのディープな情報などを流すのもアリです。

メタバースでバイク・自転車 旅の可能性

バイク旅ゲームの実例

バイク旅ゲームとして「風雨来記4」が存在します。

このゲームは、実在の風景をバイクで旅するゲームです。

岐阜県の公道を、バイクで走るゲームです。

特殊なカメラで撮影した360度動画が使用されており、臨場感の高い体験が可能になっています。

自転車レースゲームの実例

自転車トレーニング・レース ゲームとして、「Zwift」が存在します。

様々なコースをタイムトライアル形式でレースしたり、または ゆっくり自分のペースで走って楽しむことができます。

あらかじめ決められたコースを走るので、自由度は低いです。

巨大な需要が、確実にある

YouTubeでは、Googleストリートビューを利用して地方を擬似的に旅するライブ配信が存在します。

メリットとしては

  1. 実際に現地に行って動画を撮影する手間がない
  2. リアルタイムで進行方向を決めれる臨機応変さ
    (撮影・編集が完了した動画だと、臨機応変さが失われる)

…があげられます。

また、動画撮影に夢中になり通行人や自動車に接触してしまう…というリスクも回避できます。

いずれはメタバース化する

メタバース市場は、急激に拡大しています。

とうぜん、メタバースを創るための技術や運営ノウハウのレベルもドンドン上がっていくでしょう。

つまり、メタバース化するための敷居は下がっていくと思われます。

そうすれば、地域活性化を目的としてバイク旅・自動車旅ゲームをメタバース化する流れも起きるでしょう。

メタバース運営のメリット デメリット

運営サイドのメリット

「オーバーツーリズム」が起きない

オーバーツーリズムとは、観光地にキャパシティを超える観光客が来てしまうことです。

観光客が激増した結果、

  • 交通渋滞
  • ゴミ
  • 騒音
  • 景観への悪影響

…など、負の影響が起こってしまうことを指します。

地域住民とのトラブルに発展することもあります。

それを超える経済効果があれば良いのですが、そうでない場合は悪影響になります。

 

「ロクにお金を落とさない観光客」が増加しまくっても、地域にとっては逆効果になってしまうのです。

メタバースの場合は、そのリスクがありません。

マイクロツーリズム(小旅行)層を世界中から集客

マイクロツーリズムとは、自宅から1〜2時間くらいで行ける、地元近くへの日帰り旅行や、宿泊する小旅行です。

地元民に限定されてしまうので客数は少ないですが、リピート観光してくれやすい特徴があります。

なんども観光してもらえる近場の人を集客すれば、持続的なマーケットになりえます。

 

コロナ影響で長距離移動が制限された現在での、有効で手軽な観光手段として注目されています。

走行環境の整備が不要

自転車旅をする人が多いと、専用レーンの確保などが必要になります。

その分、自動車が走れる道路の幅が狭くなってしまいますし、工事する手間も必要です。

 

それらが、メタバース上では不要です。

また、自転車レーンの利用者が多くて気になる場合、設定で見えなくして静かで快適な旅を体験することが可能になります。

運営サイドのデメリット

広大なメタバースが必要不可欠

バイクや自転車の旅には、広大なフィールドが必要になります。

まるで現実世界のような臨場感のある空間で、旅体験をする目的で利用されます。

5分や10分で走行し終えてしまうくらいの面積では、リピートされにくいでしょう。

なので、(私有地を除く)その都道府県 全体くらいの規模を目安にメタバース化したいところです。

建築物(神社・大仏・名所など)の肖像権の問題

その地方の景観を彩る建築物は、背景に移すにも注意が必要です。

実際にメタバース化しなくても、景観に映るだけで肖像権の対象になります。

Googleストリートビューでも、「肖像権権侵害ではないか?」と疑問視されています。

Googleではこれを受け、「ぼかしのリクエスト」を受け付けるという措置をとっています。

 

東京タワーやスカイツリーなどは、土地勘のない人には重要な指標になりますので、可能ならば反映させたいところですが・・・

肖像権については、今後の課題といえるでしょう。

収益化ポイントを上手く設置しないと、1円も使ってくれない

現実世界の旅では、ノドが乾いたりハラがへったりしたら、その土地の飲食店でお金を使ってくれます。

つまり、その地域の経済の活発化につながります。

 

しかし、

メタバースでの旅は、ヘッドセットを外して自宅で飲食をします。

つまり、メタバース化した地域の中でお金を使ってくれません。

 

飲食だけでなく、必要になったモノも、現実世界の自宅近くのコンビニに買いにいくでしょう。

なので、しっかりと収益化ポイントを用意しないと、収益があがらないのです。

メタバース旅行者のメリット デメリット

旅行者のメリット

天候の影響を受けない

現実世界では、雨・雷・雪などは、走行に大きな悪影響を及ぼします。

また、海岸沿いコースでは風も強く、突風によりバランスを崩して転倒するリスクも高まります。

天候の備えとして、天気予報などもチェックする手間も生じます。

 

しかし、メタバースならそれらが不要になります。

宿代が不要

ある程度の期間旅をするライダーにとって、宿代は大きな出費となります。

ライダーをメイン客層にしている格安の宿は、共用スペースに寝袋(持参)で雑魚寝をしたり、個室の宿の場合は値段がとても高いです。

これは、ライダーにとって大きな悩みとなります。

気軽に旅に出れない要因にもなります。

 

しかし、メタバースなら宿代は不要です。

いつでも気軽に旅に出れるのです。

荷物が不要

自転車・バイクで旅をするには、とうぜん多くの荷物を持っていくことになります。

毎日、これらを積んだり降ろしたりするのは、かなりの手間です。

また走行中、重心が後ろに偏ってしまう危険性もあります。

 

しかしメタバースでのバイク・自転車旅では、荷物は不要です。

ヘッドセットを装着すれば、すぐに旅を楽しむことができるのです。

事故の危険がない

メタバースではとうぜん、事故のリスクがありません。

 

現実世界では、初めて通る道ばかりなので、とうぜん予測不能な事態も起こりやすいです。

急カーブや段差、思いがけないところから車が飛び出してくるなどのリスクがあるのです。

景色を楽しみながら走行していると、それらへの注意が散漫になりやすいです。

 

メタバースは、事故のリスクがないので景色を十分に楽しむことができます。

信号待ちが不要

現実世界では、信号待ちに捕まり続けるとイラついてしまうこともあるでしょう。

もし、「まあ、のんびり旅を楽しもうかな〜♪」と思っても、すぐ後ろの車が急いでいる場合、

自分のペースでモタモタのんびりと発進・走行していたら、多大なストレスを与えてしまうかもしれません。

強引な追い抜きをされて ぶつかってしまうリスクもあるでしょう。

 

もちろん、メタバースではそのリスクがありません。

信号で止まる必要がないので、快適な旅を楽しめます。

旅行者のデメリット

健康面or初期投資…のどちらかのリスク

・バイク➡不健康

バイク旅の場合は、ハンドル操作のみでメタバースで旅を出来てしまいます。

これは、椅子に座ったまま長時間過ごす…ということを意味します。

つまり、健康上あまりよろしくありません。

腰の筋肉が固くなり、慢性的 筋疲労や猫背を起こす可能性があります。

 

こまめなストレッチを心がけるべきでしょう。

 

・室内自転車などとの連動システムが必要➡初期投資

メタバースで自転車をこいで旅をする場合、室内でのトレーニング用の自転車との連動などが必要になります。

とうぜん、その室内自転車&メタバースと連動する機器を購入する初期費用が必要になります。

無料で入れる他のメタバースに比べると、数万円単位の出費はかなり痛いです。

 

なので、最初は特別な機器が不要であろうバイク旅で楽しんでもらい、後から自転車旅のメリットを伝えていき誘導するべきでしょう。

景観・季節感を、視覚でしか感じられない

現実世界では、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)のすべてで旅先の景観を感じることができます。

メタバースでは視覚のみでしか、景観を楽しむことができません。

風の強さや温度 湿度や、草木の匂いを感じることができないのです。

 

また、季節の移り変わりも、日本の大きな魅力です。

しかし、メタバースでは、視覚以外で四季を感じることができません。

夏の山の中で爽やかな風を、秋の紅葉も、自分の全身で感じることが出来ないのです。

バイク旅ゲームがメタバース化したら可能な戦略

交流の場所を作る

旅をするプレイヤー同士の休憩所を設置して、そこでの交流を促します。

もし休憩所がないと、「休憩=ヘッドセットを外して休む」と認識されてしまい、メタバース上での交流が生まれません。

メタバース上での交流が生まれることにより、より体験価値が高まります。

バイク旅メタバースでの交流が生まれれば、とうぜんそこで出会った仲間とまた交流するために何度もリピートしてくれやすくなります。

 

また、新しい仲間を連れてきてくれる可能性も生まれます。

時間・期間が限定されているイベント

Twitterなどで「今だけのお得なセールです!」などと、期間限定のイベントをすれば、新規集客につながります。

また、特定の期間や時間帯のみに入れる秘密のエリア、出現するレアなイベントがあり、何度も前フリをしておけば、

「◯月◯日は、□□イベントがある!」と、利用者の意識に残りやすく、他に特別な用事でもない場合、リピートしてくれる可能性が高まるのです。

(マーケティングでも、情報を小出しにして何度も告知をした上で発売日を告知する方が、売れやすいです。

なんの前触れもなく、ある日 突然売り出しても、売れ行きは伸びづらいでしょう。)

広告枠を売る

企業向けに、広告枠を販売します。

広告のタイプは、ディスプレイ広告でも、ライダーのユニフォーム広告でもよいでしょう。

広告を出したいと思っている地方企業も「メタバースに広告?試しにやってみるか!」と、試験的に出稿してくれる可能性もあるでしょう。

(もちろん、費用対効果が悪かったら、継続的な広告主にはなってくれませんが。)

アフィリエイトプログラムとの連携

ASP(広告主とアフィリエイターの仲介企業)と連携して、メタバースへの広告出稿にも対応したアフィリエイトプログラムを開始することもできます。

メタバース利用者が、ヘッドセットを装着したまま対象の商品を購入しやすいようにすれば、成果もでやすくなります。

特産品を売る

メタバース上で、その地方名産品を販売して、すると新しい販売経路になります。

一例として、無人売店などを設置して 多種多様の特産品などを販売するのも可能です。

購入者には、後日郵送されるようにするのです。

スタンプラリー設置

メタバース空間内で、スタンプラリーを実施します。

参加者は、バイクや自転車でスタンプ設置場所をまわるのです。

 

とうぜん、スタンプ設置場所は、参加者を誘導したい場所に設置します。

その地方の魅力を感じやすい名所だったり、またはメタバース店舗向けに”スタンプラリー設置枠”を集客手段として販売したりと、

誘導の手段として、スタンプラリーは有効です。

バイクメーカー・自転車メーカーとコラボ

バイクや自転車メーカーと提携して、メタバース上で乗れる名車のNFTを販売します。

たとえば、長い歴史を持つハーレーダビッドソンなどは、人気の高いヴィンテージバイクが数多くあります。

このNFTを数量限定で販売して、所有者がメタバース内で乗り回せるようにすれば、所有欲や承認欲求が満たしたい人が購入するでしょう。

 

また、メタバースをあまり知らないバイク愛好家を、メタバースに集客することも可能になります。

バイクレース要素

自分のペースで旅をしている一般ライダーのジャマにならないように、バイクレース要素を入れることができます。

レース参加者は、レース専用のインスタンス(複製したメタバース)で思いっきりレースを楽しめます。

現実世界では、行政への申請をはじめとして非常に煩雑な手続きが必要になりますが、メタバースでは、好きなときに好きな場所で 好きな規模でレースをすることができます。

限定NFT発行

アクセサリーやポストカードやキーホルダーのような、おみやげ品もNFT化できます。

NFT所有者は、メタバースでそれらを身につけれるようにしておけば、おみやげ品としてプレゼントされた人も、メタバースに来てくれやすくなります。

名所のメタバースの おみやげNFTという文化も、これから生まれてくるかもしれません。

【重要】実在都市メタバース(パラリアル)との連携

実在する都市のメタバース(パラリアル)は、これから ドンドン生まれていくでしょう。

すでに、自治体が公認しているパラリアルも存在しますし、新しいパラリアルの計画も数多く発表されています。

⬇渋谷区公認のメタバース「バーチャル渋谷」「バーチャル原宿」

これらのパラリアルと連携していけば、いずれは日本全国の都市のパラリアルと、それらを結ぶ交通ルートのメタバースにより、日本全土のメタバースが可能になるかもしれません。

リアル現地との連携

実在する土地や道路のメタバースは、現実世界との連携も可能です。

つまり、メタバースを接点にして、リアルの現地へ誘導することも出来ます。

ライダーにターゲットを絞って、それらを解説していきます。

シリアスレーサー➡タイムトライアル

スポーツ競技として自転車に乗っている人は、とうぜんメタバースだけでなく現実世界のレースにも興味はあるでしょう。

なので、メタバースでのレースを開催すると同時に、リアル世界のレースへの誘導もするとよいでしょう。

 

また、メタバースレース参加者に、現実世界で飲食が割引になるNFTクーポンなどをプレゼントすれば、現地に来てもらいやすくなります。

(メタバース利用者でもNFTを所有するウォレットを持ってない人もいるので、単にクーポンのナンバーをメモるだけで使えるようにしてもよい)

ファンライダー➡QRコードスタンプラリー

自分のペースで楽しみながら旅をするファンライダーには、スタンプラリーなどが適しています。

  1. メタバース空間で(一応)完結するスタンプラリー
  2. 現実世界で(一応)完結するスタンプラリー
  3. 「1.」「2.」を統合して、メタバース・現実 両方の世界にまたがるスタンプラリー

…を用意すれば、”メタバース↔現実世界 の相互送客”が可能になります。

 

メタバース空間では通過するだけでスタンプが押されるようにして、

現実世界では、QRコード撮影 または GPSによる位置確認で デジタルなスタンプ帳に押印されるようにすると良いでしょう。

(しかし、実際に「スタンプを押す」という動作が省かれると「味気ない…」と思う人もいるかもしれません。そこは、反応を見ながら軌道修正していくべきです。)

 

そして達成者には、なんらかのインセンティブがあるNFTなどをプレゼントすると良いでしょう。

デイリーユーザー➡日用品の特売情報の告知

ふだん、通勤など実用目的で自転車にのっている層でも、「地元のメタバースがあるんだ。へ〜。」と興味本位で来てくれるチャンスがあります。

そして、メタバース内でおトクな特売情報などを告知すれば、リアル店舗への集客手段になります。

NFTとの連携

メタバースと現実世界の経済を連携するには、NFTが有効です。

  • メタバースで入手できるNFT=現地の店舗などで優遇される
  • 現実世界で入手できるNFT=メタバースで秘密エリアに入れる

…など、片方で入手したNFTを、もう片方で使えるメリットを用意しておけば、相互送客が可能になります。

Googleやアップルが参入or技術提供の可能性

web2.0と呼ばれる時代の筆頭であるGoogleも、メタバース事業に乗り出す可能性は高いです。

なぜなら、時代の変化に適応しないと、時代に取り残されてしまうからです。

 

そして、新しい時代を創るであろうメタバース参入の足がかりの手段の1つとして、「Googleストリートビューを利用した、メタバース空間の創造」を戦略に組み込む可能性があります。

  • ストリートビューの膨大な情報を持っているGoogle自身が単独で行う
  • ストリートビューを利用してメタバース構築したい多数の企業に技術提供をして報酬を受け取る

…の、どちらになるかはわかりませんが、メタバース事業への参入はありえるでしょう。

ストリートビューの情報は、Googleの大きなアドバンテージとなります。

 

また、強力なライバルとしてアップル版のストリートビュー「Look Around」が存在します。

アップル社は「メタバース」という言葉を社内で”禁句”としており、

メタバースではなくMR(複合現実=仮想の物体に触れて操作できる。現実と仮想の高密度の融合)を重視した事業を展開するようです。

しかし、その開発資金を集めるために、メタバース展開をしたい他企業にストリートビュー情報を提供する可能性もあるでしょう。

(※他企業がストリートビュー情報を使ってメタバースを創る場合でも、単一の企業がそれを構築して管理しつづけるのは、かなり困難でしょう。

なので、

  • 複数企業が合同で行う
  • 条件を満たした企業に、元締めから構築・運営の許可をする(フランチャイズ方式)

…の2つに大別されるかもしれません。)

 

また、

アップル社のMR技術を使って、まったく新しいバイク旅・自転車旅の概念が生まれるかもしれません。

 

これまでの時代の強者であるGoogleやアップルが、これからの時代にどのような運営戦略をとるのか・・・!?

とても楽しみですね。

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