動物メタバース!可能な運営戦略&多種多様の生物になれる未来?

メタバース

NF亭ショウタです。

動物だけの楽園、動物メタバースが存在します。

人間型アバターではなく、動物アバターになることで、従来とは全く異なる視点で活動することができます。

将来的には、あらゆるメタバースで多種多様の生物が共存するかもしれません。

 

この記事では、動物メタバースの

  • 前例
  • 可能な戦略
  • 未来予測

…を解説していきます。

動物メタバースとは

人間以外の動物のアバターで活動できるメタバースです。

従来メタバースでは、行動するためのアバターは

  • 人間
  • 亜人間(人間に近いが、猫耳など 通常の人間にない特徴を持つ)

のアバターがほとんどです。

もちろん、明らかに人間ではないアバターもいますが、メタバース全体の傾向としては、人間型・亜人間型のアバターが大多数を占めます。

 

しかし、

人間以外の生物のための動物メタバースも、誕生しているのです。

動物の視点での活動

人間ではない生物なので、とうぜんその生物の視点で活動できます。

人間視点では小さく視える滑り台なども、動物視点だと巨大な建造物になるのです。

 

人間視点では見慣れた世界が、動物視点になった途端 まったく別の世界に視えるのです。

この新鮮味が、動物視点のメタバースの魅力といえるでしょう。

「会話できない」というメリット

人間ではないので、会話をすることもありません。

圧倒的に気楽なのです。

 

メタバースは好きだけど、知らない人に声をかけられるのは苦手…という人もいるでしょう。

僕も、1人でのんびりしたいのに、知らない人に声をかけられると困惑してしまったりします。

しかし、動物メタバースなら会話ができないので、誰にも気を使わず自由気ままに行動できるのです。

動物メタバース:前例

ハトバース

ハトになれるメタバースです。

2022年4月7日に、スマホ向けゲームアプリとしてリリースされました。

ハトになって、公園内で自由に行動できます。

最大接続人数は30名です。

公式サイト

 

リリース当初は、やることがなさすぎて「2分で飽きる」という称号を欲しいままにしていました。

しかし、その後のアップデートにより、

  • 滑り台
  • ピアノ

…などが追加され、充実してきています。

ハトバースのコラボ

なんと、東京都赤坂に店を構える日本唯一の鳩肉専門店とのコラボが実現しています。

共食いじゃねえか。

公式サイト

 

また、ハトバース運営は、ハトよりインコが好きらしく、

インコ系VTuberである はなのすみれ さんともコラボしており、今後はVTuber界への参入の可能性もあるかも?

https://youtu.be/Ej2EHnY1UOU

 

・・・開発企業であるFactory inc.は、「真に平等な世界」を実現するため、ハトバースを開発・運営しているとのことです。

名曲「翼をください」をテーマソングにすべき。

ネコデース

猫になれるメタバースです。

2022年5月に、スマホ向けゲームアプリとしてリリースされました。

(前述したハトバースと同じ企業が制作してます。)

猫になって、緑地を自由に行動できます。

最大接続人数は20名です。

公式サイト

特徴的なのが、動画広告を視聴するとボールで5分間だけ遊べることです。

(しかし、ほかのネコにボールを奪われる可能性もあります。)

また、ネコの上にネコが乗っかって「ネコタワー」を創る猛者たちも存在します。

 

・・・市場には多種多様のメタバースが存在しますが、言語によるコミュニケーションに疲れることもあるでしょう。

そんなときに、言語も気を使わず感性のままに一匹の動物として行動できるメタバースは、癒やしの場となるでしょう。

動物メタバースが増える?

メタバースは日々多くのワールドが投稿されており、その総数はこれからも増え続けるでしょう。

なので、他の企業がドンドン手を出しているジャンルより、

他の人があまり手を出さないであろうニッチジャンルのメタバースを創るほうが、注目・情報拡散されやすいです。

(他の企業と同じことをすると、有名な方だけが注目・情報拡散されてしまいます。)

 

その好例として、動物メタバースが有効になる可能性があります。

動物メタバースは、会話しなくてもよいので国籍に関係なく楽しめます。

外国人も、息抜きがてら来て、世界観を楽しんだりできるのです。

(デメリットとして、日本人向けの広告は外国人には効果がほぼゼロ)

 

動物には”国籍”という概念も、”言語”も存在しません。

言語の壁を感じることもなく、行動でコミュニケーションをとります。

他のメタバースでは味わえない、原始的なコミュニケーションを楽しめるのです。

動物メタバースで可能な運営戦略

限定エリアに入れるNFT

メタバースの中に、

  • 誰でも入れる一般エリア
  • NFT所有者のみ入れる限定エリア

…を設けます。

そして、限定エリアに入れる権利をNFTとして販売するのです。

NFTの販売時の売上に加え、転売された時もロイヤリティが(設定したパーセンテージ)入りつづけます。

 

もちろん、運営初期は集客のために、メタバースに来た人に無料プレゼントしてもよいでしょう。

より自由度の高い個体になれるNFT

通常より優れた個体になれる権利を、NFT化します。

 

たとえば、ハトは高く飛べるイメージはないですよね?

人間が見かけるハトは、地上でエサを探したほうが効率的なので、飛ぶ必要がないからロクに飛ばないのです。

しかし、ハトは本来 高さ100メートル・時速50キロほどで飛行できます。

そのように高く速く飛べる個体になれる・・・という権利をNFT化して、販売することもできます。

トークン(エサ)配布

メタバースでの

  • アイテムを買える
  • 多く保有するほど行動の自由度が広がる

…などのメリットがあるトークン(エサ)を発行すると良いでしょう。

動物のメタバースなら、”トークンを所有”よりは”エサを隠し持つ”のほうが世界観が維持できます。

 

また、運営企業が自社保有しておいて、メタバースが軌道に乗り相場価格が上がった時に売却益を得ることもできます。

広告枠を販売

動物メタバースの公園などに、広告用の看板を設置しても世界観は崩れませんよね?

なので、そこに出稿する権利を広告枠として販売するのです。

(広告枠をNFT化して販売するのもアリ)

ミッション複数

メタバース内で遂行すべきミッションを用意します。

ハトが「散らばった菓子パンを集めていく」というミッションでもよいですし、

ネコが「伝説のマタタビを求めて熱いバトルを繰り広げる」というミッションでも良いです。

 

限定NFTなど なんらかのクリア報酬を用意すれば、リピーター増加につながります。

”食物連鎖”というサバイバルゲーム要素を付加

自然界では、食物連鎖が存在します。

それをメタバースで再現して、サバイバルゲーム要素を楽しめるようにします。

 

「バッタ⬅カマキリ⬅鳥」

…などといった食物連鎖が再現できれば、サバイバルゲーム要素が楽しめます。

食物連鎖の下位の生物は難易度が高くなるので、ゲームクリア報酬を(用意する場合は)大きくすべきでしょう。

 

しかし、

メタバースにいる人の多くは”無目的のコミュニケーション”のために来ています。

ですので、無目的コミュニケーションをしている人は、通常通り楽しめるようにすべきです。

食物連鎖というサバイバルゲームに「参加するor参加しない」を、その日の気分で自由に選べるようにすべきでしょう。

多種多様の生物のメタバースが創れる

これからは、前例の項で紹介したハト・ネコ以外にも多くの生物でメタバースを楽しむことが可能になります。

 

また、同一のメタバース内で

  • 動物視点
  • 人間視点

…に分かれて、それぞれ別の楽しみ方を用意しても良いでしょう。

 

たとえば、

  • 蚊のアバター➡人間の血を吸う
  • ネズミのアバター➡迷路のような下水道やスキマを移動して、残飯を食べに行く

そして、人間はそれを退治するのです。

 

また、ジャングルなどのメタバース上で

  • 肉食動物・恐竜アバター➡人間を捕食しにいく

そして、人間はそれから逃げる・武器を持って応戦する、などの楽しみ方も可能になります。

 

また、

  • 鳥アバター➡空を自由に飛べる
  • 魚アバター➡水中を泳げる

…そして、人間は食料として捕獲しようとする…など、原始的な生活もメタバースで体験可能になります。

 

とうぜん、それぞれのアバターでは、同生物とのコミュニケーションは取れるようにするとよいでしょう。

普通にコミュニケーションを楽しみつつも、いつ攻撃されるかわからないスリルを味わうことができます。

人間外の生物として、他のメタバースで活動可能になる?

いずれは、他のメタバースでも 人間外の生物のアバターで行き来できるようになるかもしれません。

人間型のアバターたちが会話というコミュニケーションをとっている近くで、ハトたちが地面を歩き回り「クルッポー」とコミュニケーションをとる可能性があるのです。

VRデバイスの性能の向上につれて、メタバースはドンドン高精度でリアルになっています。

いずれは、この現実世界とメタバースの見分けがつかなくなっていくでしょう。

 

すると、人はよりリアリティを求めます。

自然があふれるメタバースでは、ハト・スズメ・蝶などの生物がいた方がリアリティを感じます。

また、住宅街や街中でもノラネコがいた方がリアリティがあるでしょう。

それらの生物のアバターで、行動できるのです。

 

他のメタバースで、鳥として飛び、高い視点でメタバースを観察できるようになるのです。

人間外の生物として活動することは、人間外の生物の視点で世界を見れる…ということです。

メタバース技術がドンドン発展していけば、

⬇いずれは「もう1つの地球」がメタバースとして創られるようになる可能性が高いです。

この世界は仮想現実!?地球規模メタバース創造で生まれる経済圏
「僕たちが生きているこの世界は、仮想現実」の可能性が高いです。この世界でもメタバースが存在します。これからさらに大規模化・高性能化していき、地球規模のメタバースが創られるでしょう。そして、そこで生まれる地球規模の経済圏を考察。

(上記の記事内で詳しく解説しますが)そこでは、多種多様の生物のアバターで

  • 人間
  • AI
  • デジタルクローン

…が、共存する世界になっていくでしょう。

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