NF亭ショウタです。
「音による地方創生」プロジェクトが存在します。
有名なコンテンツ販売サイトDLsiteの会社やそのグループ会社が運営しています。
しかし、まだ活動が本格化していない印象です。
ですが、それをネタに展開を予想することもできます。
この記事では、「音」による地方創生の戦略を考察していきます。
地方創生ASMRとは?
特定の地域に関連性が深いASMR(心地よい音声)です。
音声市場の中に、ASMR市場が存在しています。
音声市場は、飛躍的に拡大しています。
聴覚だけで楽しめるので、他のことをしながら聴く「ながら聴き」が可能になります。
忙しい現代人の情報収集の手段として、需要が高まっているのです。
そして、音声市場の中のジャンルの1つであるASMRも、市場規模が成長しています。
「ASMR」のキーワード検索数も、増加をつづけています。
仕事で疲れた労働者たちなどが、目を閉じて寝っ転がりながら”癒やし”を楽しめるASMRを求めている・・・と予想できます。
そして、地方創生ASMRも、戦略次第で有望な市場になりえます。
「音による地方創生」実例
音による地方創生のプロジェクトは、実例があります。
EMOCALという音による地方創生プロジェクトです。
まだ目立った戦略は見受けられず、プロジェクトの初期段階…といった印象を受けます。
ASMR音声配信レーベルCATCHY STUCK内の、1つのシリーズという位置づけです。
運営母体であるviviONのグループ会社には、ASMRなど多彩なコンテンツを取り扱うサイトであるDLsite運営会社や、娯楽コンテンツ制作会社も含まれています。
グループ会社同士の連携プレイで、幅広い戦略が可能になるでしょう。
バイク旅ゲーム「風雨来記4」とコラボ
風雨来記はバイクでの旅をテーマにしたゲームであり、いままで4作が発表されています。
これまでにも、北海道・沖縄を舞台にした作品が発売されました。
そして、コラボした4作目では、岐阜が舞台となっています。
EMOCALは、ゲーム内でのバイク走行時の効果音を提供しています。
ゲームでは名所を訪れるイベントもあるので、続編ではASMRが使われる場面も増えるでしょう。
「音」が人間に与える影響
人間は「音」に真っ先に反応する
脳科学で、人間の五感の反応速度の研究結果があります。
・触覚 0.149秒
・視覚 0.189秒
・味覚 0.5秒
・嗅覚 0.5秒
このように聴覚は、五感の中で反応が最速です。
つまり、人間の感情や思考に影響を与えるには、「音」による聴覚へのアプローチがとても有効なのです。
論より証拠:参考動画4選
”音情報”は、映像に絶大な影響をあたえます。
多くのクリエイターの叡智を結集して創り上げた映像作品も、最後のBGMで どうとでもなるのです。
⬇実例を体感していただければ、音情報の影響力がわかるでしょう。
ドラえもん感動シーン×日常シーンBGM
共に冒険をした仲間との別れ。
のび太は必死に涙を流しつつも、再会を誓います。
視聴者の脳裏には、いままでの冒険の記憶がフラッシュバックすることでしょう。
そんな名シーンも、BGMの選択をミスると大惨事。
笑ってはいけない雰囲気&間の抜けたBGMが織りなす、至高のシリアスギャグ シーンをご堪能あれ。
水戸黄門×笑点BGM
多くの敵が入り乱れての乱戦。
「背後から絶対に斬らない」という紳士が多いのは さておき、一番盛り上がるシーンです。
そこで笑点のテーマを流すと、一気に「オッサン達がわちゃわちゃシーン」になります。
血湧き肉躍る接戦も、オッサンが戯れてるようにしか見えません。
座布団、すべて没収。
バイオハザード×こち亀BGM
名作ホラーゲーム・バイオハザード。
大量発生したゾンビに襲われる、緊迫感あふれるシーンです。
そこで こち亀のBGMを流すと、あら不思議。
両さんの借金を取り立てる商店街の店主たちと、ボーナスを持って逃げる両さんにしか見えません。
この後、部長にこっぴどく叱られたんでしょうねぇ。
格闘シーン×スーパーマリオBGM
鍛え上げた屈強な漢たちによる、格闘シーン。
その鋼の肉体から放たれるパンチ・キックは、そのどれもが一級品の破壊力を秘めています。
そこで懐かしのスーパーマリオBGMを かぶせてみましょう。
剛腕フックも 重く鋭い回し蹴りも、凄さがまったく伝わりません。
オッサンたちが、コミカルに じゃれ合うシーンに見えてきます。
こんな調子じゃ、ラストステージに行くまで何億年かかるのか・・・?
クッパさんも「マリオ来ねーなー」とヒマをもてあます事でしょう。
人間の脳は、音を選別する
人間は、「膨大な音情報を自動選別して、重要な音に思考を集中」というコトを、常にしています。
たとえば、
人混みで ごった返す場所で初デートの待ち合わせしている時、好きな異性から
「おまたせ、◯◯クン❤」
と自分の名前を呼ばれたら、光速で反応しますよね?
それは、「自分の名前」「呼んだ人の声」が”重要度が非常に高い”と脳が判断して、すぐ反応するように他の膨大な音の中から自動選別しているからです。
音は”条件反射”を引き起こす
「パブロフの犬」という言葉を聞いたことがあるかも知れません。
「犬にエサをあげる前に、毎回ベルを鳴らす➡ベルを鳴らしただけで唾液が出る」…という現象です。
つまり、ベルの音が「唾液を出す」という条件反射を誘発したのです。
人間の脳でも、同じ現象を起こすのが可能です。。
「ベルの音を鳴らす➡口に酸っぱいモノを放り込む」ということを繰り返せばよいのです。
そのうち、ベルの音を聴くだけで「酸っぱいモノが口に放り込まれる」と瞬間的に連想するようになり、唾液が出るようになります。
⬇酸ッッッぱい果汁が口に放り込まれるコトを”想像するだけ”で唾液が分泌(で)るッッッ!!
「ベルの音」と「口に酸っぱいモノが放り込まれるイメージ」をリンクさせれば、人間にもバブロフの犬現象が起こるのです。
・・・人間の意識は、
- 5%の顕在意識=自覚できる思考領域
- 95%の深層意識=自覚できない思考領域
…に分けられます。
画像引用:観音庵
5%の顕在意識は、自覚できるのでコントロールしやすく小回りが効きます。
95%の潜在意識は、自覚できないのでコントロールしにくく小回りが効きません。
聴覚が特定の音をキャッチすると、深層意識では「その後、起こるであろうコトへの準備をする」という思考が働きます。
パブロフの犬の例では、「ベルの音」と、その後起こるであろう「エサを食べる」が、深層意識でリンクして、条件反射で唾液が出るのです。
そして、
刃牙の例では、レモンは口に放り込まれていないと理解しているのに唾液が出ています。
これは、
- 5%の顕在意識(小回りが効く)➡口の中にレモンは無いと、理屈では わかっている
- 95%の潜在意識(小回りが効かない)➡反射的に想像して、唾液が分泌される
…と、思考容量が圧倒的に大きい95%の潜在意識が反応してしまい、唾液が出るのです。
つまり、
「潜在意識へのアプローチ」として、五感の中で最速である「聴覚へのアプローチ(つまり音)」が とても有効なのです。
音は、人間の精神に影響する
音は、人間の精神の奥深くにも大きな影響を与えます。
たとえば
休日、家でのんびりしているときに
「ガンガン!」
と、けたたましい工事の音が ずっと鳴り響いていたら、大きなストレスが溜まりますよね?
しかし、工事の騒音が聞こえない場所に行って、小川のせせらぎBGMを聴いていたら、精神はリラックスしてくるでしょう。
そんな風に、聴覚への情報は人間の精神の深奥に多大な影響を与えるのです。
音は、費用対効果が非常に高い
店を経営するとき、建築・内装・看板・広告費・人件費・電気代に比べて、音(BGM)は出費が とても低いです。
また、季節や時間帯やイベントにあわせてBGMを柔軟に替えることもできます。
音は、費用対効果が極めて高いのです。
しかし、「音」に着目する人は少ないです。
内装や広告など、目に見える部分にはお金と思考を使うのに、BGMという音情報には お金と思考をロクに使いません。
「視覚へのアプローチ」ばかり重視してしまい、「聴覚へのアプローチ」を軽視しているのです。
店を経営している人は、まず費用対効果が高い「音」に着目すべきなのです。
音によるマーケティング効果の例
音によるマーケティングは、非常に効果的です。
複数の例を紹介していきます。
ステーキは、”焼く音”を売る
「ステーキを売るなシズルを売れ!」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
シズルとは、ステーキを焼く「ジュージュー!」という美味しそうな音です。
「このステーキは◯◯産で、とても美味しいんですよ〜!」などと、そのステーキの素晴らしさを説明して理解させようとするのではなく・・・
⬆ステーキを焼く音で、食欲に直接訴えるのです。
僕が昔 住んでいた団地の商店街の肉屋は、土日に店頭で焼き鳥を焼いていました。
「ジュージュー!」という その音を聴くだけで、食欲をそそられたものです。
もし、「美味しい焼き鳥を販売しています。」というデカい看板を置いていても、売上は上がりづらかったでしょう。
つまり、その肉屋の店主は、「シズル(音)を売る」ということの威力を しっかりと理解していたのです。
スローテンポ音楽で、スーパーの売上38%増加
スーパー店内で流す音楽のテンポによって、売上が大幅に変わります。
アップテンポ音楽を流していると、お客さんの足取りも早くなり、店内にとどまる時間が短くなります。
つまり、多くの品物を見てくれないので売上がダウンしやすくなります。
しかし、
スローテンポ音楽を流していると、お客さんがゆっくりとした足取りになるので、店内にとどまる時間が長くなるのです。
結果として、多くの品物をじっくりと見てくれるので、売り上げがアップしやすいのです。
とある研究では、アップテンポ音楽とスローテンポ音楽を比較した結果、スローテンポ音楽で38%も売上アップしたという研究結果も出ています。
音楽1つで、業績は大幅に上下するのです。
カジノでの音は、勝ち額を24%も多く錯覚させる
カジノでのお客さんの満足度を上げることにも、音による効果が大きいです。
- コインの「ジャラジャラ!」音
- スロットの「カシャーン!」音
…などの音をカジノでずっと聴いていると、勝った額を24%多く感じるという研究結果が出ています。
つまり、
カジノでのコインやスロットの音は、お客さんの満足度を上げてリピーターを生み出すことに貢献しているのです。
カジノに限らず、ギャンブル運営 全般において「どんな音を流せば、利用者は 勝ち額を多く感じるのか?」を模索するのは、とても有効といえます。
音は味覚に影響する
ベーコンエッグを食べるときにBGMを流し、味覚への影響を計る研究があります。
- 「ベーコンが焼ける音」のBGM➡ベーコンの味が強く感じる
- 「鳥の鳴き声」のBGM➡卵の味が強く感じる
という研究結果がでているのです。
また、”雑音”も味覚に影響します。
「ホワイトノイズ(航空機内の雑音)を聴くと、味覚が鈍くなり、歯ごたえは敏感になる。」
という研究結果が出ています。
このように、ありとあらゆる音が、人間の味覚にも影響を与えているのです。
つまり飲食店では、店のメニューに適したBGMを流せば、お客さんが感じる味を より美味しくすることも可能なのです。
ASMRの種類
ASMR業界は、多くのジャンルに細分化されます。
- 耳かき音
- 木の葉が風に揺れる音
- 咀嚼音(ポテトチップス・フライドチキン他多数)
- ささやき声
- 鳥のさえずり
- 雨・川の音
- タイピング音
- 料理(卵を割る、食材を刻む)
- ハサミで髪を切る音
- 爪でカリカリ削る音
- 炭酸飲料の音
- 焚き火の音
…など、多岐にわたります。
これ以外にも、多くのジャンルがあり、新しいジャンルもドンドン生まれてくるでしょう。
人間が「心地よい」と感じる音はすべてASMRにできますので、ASMR市場の可能性は とても大きいのです。
⬇また、ASMRを販売する市場については、こちらで解説してます。
(スクロール不要で、該当の箇所まで自動で飛びます。)
地方創生ASMRメリット
「地方」「音声コンテンツ」の波にのれる
コロナ禍で移動が制限されたことにより、地方を旅するコンテンツの需要が高まっています。
加えて、(前述しましたが)音声市場も、急速に拡大しているのです。
つまり、「地方を旅行」「音声」の需要の波が起こりつつある・・・と捉えることができます。
地方の魅力をASMRとしてコンテンツ化すれば、その需要の波に乗るチャンスが生まれるのです。
ASMR市場での差別化
特定の地域に特化したASMRというのは珍しいので、他のASMRと差別化しやすいです。
音だけで地域の特色を出しやすいコンテンツ(後述しますが、「特有の楽器の音色」など)を徹底的に探せば、いろいろネタが見つかるでしょう。
そして、ASMR音声としてシリーズ化していけば、一部の層からの強い支持も得やすくなります。
地元民に興味を持たれやすい
特定の地方のコンテンツなら、その地元民は興味を持ちます。
たとえば、北海道札幌市のASMRなら、とうぜん北海道札幌市に住んでいる地元民は興味を持ちやすいですよね?
すると、北海道札幌市のASMRをキッカケに、地方創生ASMRというジャンル自体に興味を持ってもらえるチャンスが生まれるます。
「全体的なマネ」を されにくい
日本全国のASMRをコンテンツ化することは、マネしにくいです。
そのためには、日本全国を周る必要があるからです。
ASMR用の音を録音する機材などは小型で高性能なモノもあるので、持ち運びの手間はないかも知れませんが・・・、
ビジネスとして音声採取のために日本中を周る…というのは相当な時間と人件費が かかります。
なので、「全体的なマネ」をされにくい戦略といえます。
地方創生ASMRデメリット
代わり映えしないリスク
音声単体では、差別化が困難です。
- ◯◯市・小川のせせらぎASMR
- □□市・小川のせせらぎASMR
- △△市・小川のせせらぎASMR
…というラインナップを用意しても、それぞれの差別化が難しいです。
また、
地方の独自の要素のない小川のせせらぎASMRも 非常に数多く存在しており、それらとの差別化も難しいです。
音声単体では、差別化できる特徴に乏しいのです。
なので、特色が認識されやすくするための戦略が必要になります。
地元民以外に興味を持たれにくい
特定の地方のコンテンツなら、その地元民以外には興味を持たれづらいです。
たとえば、北海道札幌市のASMRは、北海道札幌市以外の人間が興味を持つ確率は低いでしょう。
なので、何かしらの訴求ポイントを用意する必要があります。
たとえば、寺の鐘ASMRなら寺マニアにも興味をもたれやすいです。
また、
特定の地域にしか生息しない生物の鳴き声ASMRなどがあれば、動物マニアにも興味をもたれやすいでしょう。
(例:沖縄本島北部の森に生息する固有種・ヤンバルクイナの鳴き声ASMRなど。)
「局所的なマネ」がされやすい
北海道札幌市のASMRは、とうぜん北海道札幌市の人間にカンタンにマネをされてしまいます。
「音×地方」というコンセプトは新しい視点ですが、北海道札幌市の企業はもちろん個人でもカンタンにマネできます。
録音してネット上で販売したり、Youtubeで北海道札幌市ASMRチャンネルなどを運営開始するのもカンタンです。
「日本全国のASMR」という全体的なマネはされにくいですが、「特定の地域のASMR」という局所的なマネはされやすいのです。
有効な戦略を予想
自然音は、映像との組み合わせは必須
(前述しましたが、)自然音のASMRは、それ単体では「特定の地域に特化」という差別化要素を伝えるのが難しいです。
なので、映像と組み合わせないと その差別化要素はほとんど伝わらないでしょう。
つまり、
- 音声単体でも意味を理解できて楽しめる
- 映像とセットでも楽しめる
…というASMRにする必要があります。
地方の伝統楽器をASMR化
地域に伝わる伝統楽器は、日本中に存在します。
たとえば、北海道にはアイヌ民族の伝統的な楽器である「ムックリ」「トックリ」があります。
・ムックリ
・トンコリ
これらをASMR化することもできるでしょう。
地方の特色も出しやすいですし、音楽好きな人にも興味を持たれやすいです。
VTuber化
VTuber界でも、ASMR動画・配信は定番に近い存在です。
なので、「日本中のASMRを探す旅をするVTuber」というコンセプトでVTuber活動を始めれば、独自のポジションを確立しやすいです。
また、ASMRだけでなく、
特定の地方の伝統的な楽器でアレンジを加えた歌ってみた動画などもあれば、興味を持ってもらうキッカケになります。
⬇沖縄の伝統楽器「三線」アレンジの歌動画
VRグラスへの「音声透かし」対応機能の搭載を先回り
スマートグラスは、これからドンドン高性能化・低価格化していき、一般層にも普及していきます。
スマートグラスの普及を見越して、音声に情報を埋め込む技術である「音声透かし」を地方創生ASMRに仕込む準備をしておくのも良いでしょう。
たとえば、
商店街や駅のホームで流れるBGMやASMRに音声透かしを仕込むと、スマートグラスが自動察知して広告を表示する・・・という感じです。
「地方創生ASMR(音声透かし)➡関連コンテンツの案内(広告枠として売る)」
…という流れで、地方の名産品などの販売につなげるのです。
- 音声透かしを仕込んだBGMやASMRなどを多数 制作
- 完全無料で使用を許可
- 広告主を募集して広告枠を売る
…という感じで、収益を得るのです。
メタバースに活かせる
爆発的に拡大するメタバース・NFT市場でも、地方創生ASMRは活かせます。
⬇いくつかアイデアを解説していきます。
メタバースでASMRを流す
メタバースは数多く存在しますが、現時点では移動範囲もせまくグラフィックも粗いです。
しかし今後は、グラフィックは鮮明に、移動範囲は広くなるでしょう。
すると、メタバースの中心地から離れた場所に、小川・森といったエリアも作られます。
そこでの効果音として、小川のせせらぎASMR・小鳥のさえずりASMRなどの需要も生まれるはずです。
それを見越してメタバース関連企業にアプローチかけるのも、有望と言えます。
また、
前述した「風雨来記4」など、旅ゲームも いずれはメタバースゲーム化される可能性も高いでしょう。
Googleマップも、メタバース化される可能性もあると思います。
それらの臨場感を高めるための音に、大きな需要が生まれるかもしれません。
メタバースにおける自然音ASMRは、大きな需要を生む可能性があるのです。
NFT化して販売
音声NFTとして販売すれば、「地方ASMRのNFT」という新しいNFTとして、ある程度は注目されるでしょう。
それなりに情報拡散される可能性が高いです。
⬇すでに音声NFTの販売事例があります。
しかし、それだけでは、日々多くの情報であふれるNFT業界ではすぐに忘れられてしまいます。
ドンドン革新的な試みをしていくことによって、繰り返し情報拡散され、人の記憶に残りやすくなります。
⬇たとえば、限界集落・山古志村は、錦鯉NFT発売からはじまり、新しい試みを次々に行っています。
僕自身、「錦鯉NFT発売」だけでは、すぐに山古志村の存在は忘れてしまうでしょう。
しかし、
山古志村は次々に新しい試みを行っているので、定期的に動向を確認したくなるくらいに記憶に残っているのです。
「新しいモノとの掛け合わせ」という視点を持つ
今回は、「音×地方創生」というプロジェクトの事例をとりあげて解説しました。
今回の記事は、「音×地方創生」にメタバース・NFTという文化をかけ合わせて、考察した内容です。
つまり、既存の概念のかけ合わせで、新しいものが考え出されて生まれるのです。
これから世界は、web3.0時代に本格的に突入していきます。
そこで新しいものが生み出されたら、
「コレは、どんな概念がかけ合わさって誕生したのか?」
「コレに、どんな概念をかけ合わせれば、さらに新しいものが生み出されるのか?」
…と、考える視点を持つことは、とても大切なのです。
⬇こちらでは、「地方創生×???」という実例を解説した記事の一覧です。
一覧を見るだけでも、
「どんな かけ合わせで新しいモノが生み出されるのか?」
…が、伝わるハズです。
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