都市伝説「きさらぎ駅」メタバースで可能な運営戦略と地方創生

メタバース

NF亭ショウタです。

「きさらぎ駅」は、日本だけでなく海外の国にも知られている都市伝説です。

2004年に生まれた この都市伝説は、多くの人に語り継がれて 考察されています。

つまり、きさらぎ駅という”参加型コンテンツ”は、今も成長を続けているのです。

 

また、地方創生への活用も可能です。

この記事では、

  • きさらぎ駅の全体像
  • 高い知名度を獲得した、3つの要因
  • メタバースでの運営戦略

…を考察していきます。

きさらぎ駅とは?

2004年より語り継がれるネット発祥の都市伝説

「きさらぎ駅」は、2004年に2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)に投稿されたリアルタイム形式の不思議な体験談です。

はすみ(葉純)と名乗る投稿者が、きさらぎ駅での体験を数時間にわたり投稿して、最後は消息を絶つ・・・というストーリーです。

 

多くのマンガ・アニメ・ゲームなどでも登場するので、それらをキッカケにして さらに新しい世代にも知られています。

これからも、日本の都市伝説として永く語り継がれていくでしょう。

2004年の投稿内容の要約

2004年1月8日 午後11時〜1月9日午前3時にわたって、リアルタイム投稿された体験談では、

  1. いつもは5分で停車するはずの電車が、20分も停車せず走り続けている
  2. 他の乗客は全員 眠っている
  3. 無人駅「きさらぎ駅」に停車。降りた
  4. 周りには草原や山しか見えない。民家もないしタクシーもない
  5. 110番してもイタズラと思われて相手にされない。ケータイで両親に電話しても、きさらぎ駅の場所がわからず迎えにこれない
  6. 線路を辿って歩いていくと決意
  7. 遠くから、太鼓と鈴の音が聞こえる。だんだん近づいてくる
  8. 片足だけの おじいさんと遭遇。おじいさんは消える
  9. トンネルの中に入る。出口で誰かが立っている
  10. トンネル出口で立っていた人が、車で近くの駅まで送ってくれるという
  11. 車は、なぜか山に向かう。親切な人は 会話してくれなくなり、独り言をつぶやき始める
  12. 逃げることを決意。最後の書き込み

…という体験談が展開されており、最後は消息を絶ってしまい生死不明のまま体験談が終了しました。

 

この体験談は、多くのまとめサイトで記事化され、多くの人の目に触れて 様々な考察がされました。

2011年、本人を名乗る人物が7年ぶりの生還報告

2011年6月30日、はすみ(葉純)本人を名乗る人物が、都市伝説まとめサイトのコメント欄にて生還報告をしました。

  1. 2004年の最後の投稿の後、運転手が車を停車
  2. そこは暗い森の中であり、向こう側から光が見えた
  3. 右側から、男性が歩いてきたと思ったら、運転手は消えた
  4. その男性が「何故ここにいる?今すぐ逃げろ!」と言ってくる
  5. 「光のある方へ行け」と指示されて従う。泣きながら走った
  6. まぶしくなって目を開けると、最寄り駅。両親が車で迎えに来ている
  7. 2011年4月になっていた。7年間の年月が経過していた

…という内容です。

 

この生存報告が、はすみ さん本人のものかは不明です。

しかし、この投稿で

「きさらぎ駅からは、生還することも可能」という設定が加わった…といえます。

複数人による体験談が存在

その後もTwitterなどでは、きさらぎ駅に迷い込んだ者が その体験談を投稿する事例が複数 存在します。

それらは、リアルな体験談もあれば、明らかにウソだと判断される体験談もあります。

きさらぎ駅で撮影した…とされる画像や動画がアップロードされることもありますが、それらは現実世界に存在する駅であることが判明しています。

 

しかし、明らかにウソだと思われる投稿でも、スレを読んでいる人は積極的に話を聞き出そうとします。

たとえ創作であろうと、

「どのような体験談が展開されるのか?」

…というところに、興味を持たれるのでしょう。

Google Mapで きさらぎ駅が出現?

2015年7月頃、きさらぎ駅がGoogle Mapの検索結果に表示される事態が起こりました。

しかし、不可解なことに、その結果が表示された場所は、池の中なのです。

この池は、筑波大学内の校舎「第一学群A棟」の前にあります。

  • 表示される住所は「茨城県つくば市天王台1丁目」
  • MapFan・ドコモなど、他の地図アプリでは「きさらぎ駅」は表示されない
  • 近くに電車は走っていない

…という状況でした。

これは、誰かのイタズラとする説が有力です。

(現在は、きさらぎ駅と入力しても どこも表示されない)

 

この出来事は、

2ちゃんねるで考察スレが立ち、まとめサイトなどで記事化され、情報拡散されたので多くの人が目にしました。

 

このように、きさらぎ駅に関わる話題は、更新されていくのです。

きさらぎ駅という真偽不明の体験談が風化せず、都市伝説として育っていくのは、多くの人が自由に関われるからです。

多くのマンガやアニメで登場

2014年頃から、マンガやアニメやミステリー番組などで、きさらぎ駅が登場するようになりました。

2ちゃんねるなどに興味がない人にも、きさらぎ駅というストーリーが情報拡散されて、多くの人に知られる要因となりました。

YouTubeで超強力な情報拡散

YouTubeでは様々なチャンネルで頻繁に題材にされており、日本でもトップクラスに有名な都市伝説として地位を確立した…と言えるでしょう。

そして、それを見て きさらぎ駅を知った人たちが、考察したり新たなコンテンツを生みだす

…という循環が形成されるのです。

 

⬇また、きさらぎ駅をイメージした歌も存在します。

不気味で寂しげな きさらぎ駅の雰囲気を感じられるメロディと歌詞です。

 

この歌は、複数のVTuberなどにもカバーされている人気曲です。

 

YouTubeは、超強力な「きさらぎ駅への集客導線」として、機能しているといえます。

ゲーム化

ゲーム化もされています。

きさらぎ駅 というだけで集客効果がありますので、クリエイターとしても自身の作品をプレイしてもらいたくて、題材に選ばれやすいのでしょう。

遠州鉄道で3度にわたるキャンペーン

遠州鉄道とは、静岡県浜松市を南北に走る鉄道です。

きさらぎ駅のモデルとされる実在の駅「さぎの宮駅」があることから、きさらぎ駅関連のキャンペーンを複数回行っています。

⬇きさらぎ駅のモデルとされる、遠州鉄道「さぎの宮駅」

きさらぎ駅の聖地巡礼をする目的で訪れる人も多く、海外から来る人もいるそうです。

2018年・2021年「裏世界ピクニック」

「裏世界ピクニック」は、様々な都市伝説をテーマにしたマンガ・アニメ作品です。

その中で、きさらぎ駅をテーマにしたエピソードもあります。

なので、遠州鉄道では2度に渡ってタイアップキャンペーンを行っています。

電車の中吊り広告を設置したPR列車を運行する・・・というキャンペーンを2018年・2021年に行ったのです。

2022年・限定切符の販売

遠州鉄道では、映画公開を記念して、

  • きさらぎ駅限定切符
  • さぎの宮駅(きさらぎ駅モデル)の駅名看板の一部が きさらぎ駅

…というキャンペーンを行いました。

このキャンペーンは大きな話題を呼び、遠州鉄道の宣伝として大きな効果を発揮しました。

映画化

きさらぎ駅でのストーリーを再構成した映画の公開が決定しています。

公式サイト

この映画化により、さらに多くの人に きさらぎ駅という都市伝説コンテンツが知られることになります。

「きさらぎ駅って、映画化されるくらい有名な都市伝説なのか!」

…と、多くの人に認識されます。

海外でも有名

きさらぎ駅は、海外でも知られています。

特に台湾では、きさらぎ駅が「如月車站」という名称で知られていて、ホラー作家による小説も存在します。

きさらぎ駅は、「日本を代表する都市伝説」と認知されていて、このような海外での作品も創られているので、海外からの観光客を呼び込むためのキッカケとなるでしょう。

きさらぎ駅を扱った作品一覧(wiki)

多数の人間により育っていくコンテンツ

きさらぎ駅は、ネット上で多くの人たちにより創造されていくコンテンツといえます。

 

2004年の投稿を出発点として、その投稿を呼んだ人たちが情報拡散して、多くの人に知られました。

すると、考察情報があふれかえり、謎が謎を呼び、好奇心をあおります。

さらに、その盛り上がりを見た人の中から、新たな きさらぎ駅 体験談が生まれる。

そして、マンガ・アニメ・ゲーム・映画と行った多種多様の業界でも題材にされていき、爆発的に知名度を上げていく

・・・というサイクルになっています。

 

また、クリエイターの立場からすれば、

きさらぎ駅に関連するコンテンツを自分で作れば、多くの人に見てもらいやすい…というワケです。

なので、これから さらに多くの派生コンテンツが 新しく生まれるでしょう。

爆発的に知名度を上げた3つの要因

きさらぎ駅が ここまで知名度を上げたのは、

  • 2ちゃんねるブームの時流に乗った
  • 双方向性の実況形式
  • ストーリー創り・考察に参加できる余地

…という3つ要因があげられます。

 

1つずつ解説していきます。

2ちゃんねるブームの時流に乗った

2004年は、「電車男」の大ヒットにより、2ちゃんねる のユーザー数が爆発的に増加するというブームが起こりました。

その時流に乗り、「電車男」より数ヶ月早く 投稿されていたきさらぎ駅の体験談も注目されて情報拡散されるキッカケとなった・・・といえるでしょう。

(※きさらぎ駅:2004年1月8日〜1月9日/電車男:2004年3月14日〜5月16日)

双方向性の実況形式

刻々と状況が変化するリアルタイムでの実況なので、2ちゃんねるユーザーも「どう行動すべきか?」を、脳をフル回転で考えます。

ドップリと世界観に没頭するのです。

そして、自分の意見が投稿者の行動に反映されれば、ある種の快感を得ます。

 

また、自分が書き込んだ きさらぎ駅のスレが まとめサイトで記事化されたら、多くの人に情報拡散したくなります。

そのようにして、都市伝説が加速度的に形作られていくのです。

(これは、2004年の初出の体験談にも、その後の第三者による体験談にも共通します。)

ストーリー創り・考察に参加できる余地

きさらぎ駅の体験談の導入部分は、「いつもどおりに電車に乗っていたら、とつぜんきさらぎ駅に着いた」というものです。

「普段の生活をしていたら、とつぜん異世界の駅に」という、普段の延長線上にとつぜん出現するかもしれない都市伝説なのです。

 

なので、会社で何時間も残業した後 退勤してグッタリと帰路につくとき、

「もし、この電車が きさらぎ駅 行きだったら・・・?」

…と自分のストーリーを考えるキッカケになりやすく、非日常への期待感と恐怖感を 感じることができるのです。

 

また、

体験談を投稿する場合でも、他の都市伝説のように、特定の場所にわざわざ行く必要がないのも、手軽さがあります。

(たとえば、「犬鳴村に迷い込んだ」みたいな体験談を投稿する場合、犬鳴トンネルまで行く手間と時間と金が発生)

 

また、他人の体験談に対して、考察をすることもできます。

謎に包まれた きさらぎ駅ですから、明確な答えなど存在しません。

明確な答えが存在しないので、考察を楽しむ余地が とても大きいのです。

 

つまり、ストーリーへの参加する楽しさ(体験談 投稿・考察)があるのです。

この点が、「電車男」との最大の違いといえます。

 

電車男の場合は、体験談が完結しており、第三者が新たな体験談を語ることはできません。

また、語られたストーリーを考察できる余地も少ないです。

(電車男だと、「メディアミックス展開を前提として、フィクションを実話と偽ったんじゃないの?」など、ステマなのか否か…くらいしか考察できない。)

 

だからこそ、

きさらぎ駅は (電車男ほどの瞬間的な爆発力はないですが)長期的に都市伝説として育まれているのです。

メタバース化の前例

きさらぎ駅をメタバース化した事例は、すでに存在します。

とても完成度が高いですが、個人の方が作っています。

こちらのメタバースは、テレビ番組のきさらぎ駅特集のVTRでも使用されました。

広いフィールドをさまよっていると、本当にきさらぎ駅に迷い込んだような錯覚に陥りそうです。

メタバース運営で可能な戦略

きさらぎ駅NFT販売

きさらぎ駅メタバースでしか買えないNFTを販売します。

 

  • TwitterのNFTプロフィール画像
  • メタバースで身につけられるファッションアイテム

…などに使えるNFTなら、

「都市伝説に詳しい」というアピール目的、きさらぎ駅が好きな者同士などで仲間意識を共有

…のために購入されるでしょう。

 

メタバース上の老朽化して朽ち果てそうな看板などに、NFTの内容や販売サイトのQRコードなどを貼っておけば、雰囲気を損なうことはありません。

 

また、

さぎの宮駅(きさらぎ駅モデル)がある静岡県浜松市の店舗などでの優待などがあれば、地方創生にも つながります。

ミッション複数

きさらぎ駅メタバースで、雰囲気を味わうだけ…というのも良いですが、できればリピーターになってもらったほうが、格段に収益化しやすくなります。

 

その手段として、メタバース内でこなすべきミッションを設定するとよいでしょう。

  • 複数のチェックポイントを周る
  • 特定のアイテムを見つける

…など、果たすべき目的があれば、複数回訪れてくれるキッカケになるのです。

そして、ミッション達成者には、限定NFTをプレゼントなどすると良いでしょう。

 

また、ヘッドセットは装着しているか外しているかは、検知されています。

なので、その機能をゲームに組み込む試みも、そのうち行われるでしょう。

 

つまり、

「最後まで(恐怖に負けずに)ヘッドセットを脱がずに達成➡さらに上位のNFTをプレゼント」

というシビアな要素も可能になるかもしれません。

ホラーな広告

きさらぎ駅では、世界観を壊さないような広告を出すこともできます。

映画「きさらぎ駅」の関連グッズや、鉄道会社のキャンペーン情報、ホラー作品の広告などを表示すれば、販促効果を見込めます。

 

広告枠として、他企業に販売しても良いでしょう。

バイト採用(接客)

きさらぎ駅メタバースでは、接客スタッフも必要になってきます。

(お化け屋敷で、幽霊に扮する接客スタッフが必要なように。)

体験談にも出てきた、片足のおじいさん や トンネルの出口で立っていた人などを演じる人も、必要になるかもしれません。

リアリティを求めるなら、臨機応変な対応ができる人間が演じるべきでしょう。

 

メタバースで働きたい人のための求人サイトは、すでに存在します。

このような場所で求人を出せば、働きたい人は多数 応募してくるでしょう。

 

もちろん、きさらぎ駅メタバースがある程度は軌道に乗ってから、接客スタッフの求人を出すことになります。

(恐怖心を感じさせる きさらぎ駅の特性上、上限人数を少人数に設定すべきなのでインスタンス(複製されたメタバース)は多くなります。

なので、アクセス数が増えてきたら複数人の接客スタッフが必要になります。)

しかし、

運営初期は初期投資も回収できていない可能性も高いので、NFTなどを報酬にすれば、初期投資額を抑えることができます。

接客スタッフも、報酬として配布されたNFTの相場価格を上げて売却益を得たいので、マジメに働いてくれますし自主的に情報拡散もしてくれやすいでしょう。

鉄道や映画の来場者限定エリア

遠州鉄道や映画などに来場した人のみが立ち入れるエリアがあれば、販売促進に直結します。

なので、リアルイベントなどの来場者に、メタバースの限定エリアに立ち入れるNFTをプレゼントすれば良いでしょう。

 

しかし、メタバースを利用していても、NFTの取り扱い方はわからない・・・という人はいます。

なので、NFTが一般普及するまでは、「(メタバースの限定エリアに立ち入れる)パスワードの配布」なども併用する…という手段もあります。

(ただ、パスワードが流出してメタバースの限定エリアの価値が希薄化しないように、なんらかの対策は必要です。)

DAO化(参加する楽しさ)

きさらぎ駅というコンテンツは、多くの人によって創造されてきました。

はじめは匿名掲示板で、数時間 書き込まれた真偽不明のストーリーでしかなかったモノが、

多くの人が関わることによって、海外にも広く知られるほどの日本を代表する都市伝説となったのです。

 

その「コンテンツ創りに参加する」という楽しみ方を、web3.0時代に適応させたのが「DAO化」といえます。

DAOは、従来のピラミッド型の構造ではなく、参加者同士に立場の優劣がない組織形態です。

DAO内の全員がアイデアを提案できますし、提案されたアイデアの中から良いものに投票することができます。

つまり、一人一人の意思が組織に反映されやすいのです。

 

⬇DAOのメカニズムについては、この記事 参照。

DAOとは?ブロックチェーン・仮想通貨との関係をわかりやすく解説
「DAOってなに?どんな構造なの?」…という疑問がある人は多いです。 ブロックチェーン技術を活かした組織形態ですが、理解している人は極少数です。現在進行系で開発中のDAOの動向の実例をまじえて、多角的な視点から解説。

 

このDAOという組織形態で きさらぎ駅メタバースの運営戦略を決定するようにすれば、熱意ある多くの人が積極的にアイデアを出してくれるでしょう。

 

また、ガバナンストークン(投票権)が売買されることによって発生したロイヤリティを、運営資金にあてることもできます。

クラウドファンディングで資金調達

クラウドファンディングは、リターン(返礼品)を用意して、資金を募ります。

国内最大の「CAMPFIRE」をはじめとして、多くのクラファン サイトが存在します。

 

もちろん、クラファンでも

目標金額を遥かに上回る資金調達を成功させるプロジェクトもあれば、目標金額にまったく届かず失敗するプロジェクトもあります。

明暗をわける要因は様々なモノがあると思いますが、極めて重要な要因に「知名度・興味度」があります。

 

クラファンで実行されるプロジェクトに関する

  1. 実施者の知名度
  2. 内容への興味度

…が、非常に重要な要素なのです。

失敗するプロジェクトは、知名度の低い人や、興味を持たれない内容を扱っているパターンが多いです。

(また、ゴシップ系の発信をしている人は、知名度があっても資金が絶望的なレベルで集まらない場合も多いです。

1万人の登録者がいて15000円しか集まらなかった事例。(別タブで開く)

 

しかし、

きさらぎ駅の知名度は高いですしゴシップ系でもないので、クラウドファンディングは有力な手段となるでしょう。

地方の都市伝説をメタバース化する流れが起きる可能性

怪談・民話・伝承といった都市伝説は、日本各地に存在します。

そして、そういう都市伝説を利用して観光化する「クリプトツーリズム」という地方創生の戦略は、以前から存在します。

(クリプトツーリズムは、アメリカ発祥。UFOや未確認生物を町おこしに使ったのが起源。)

 

そして、地方に伝わる都市伝説の舞台をメタバース化すれば、都市伝説を体験することができます。

参考サイト

これは、「新時代のクリプトツーリズム」といえるでしょう。

 

・・・2020年のGoogle検索では、「静岡県」というキーワードと一緒に検索されたのが「きさらぎ駅」です。

つまり、きさらぎ駅という都市伝説により、そのモデルと言われる 静岡県浜松市の さぎの宮駅への集客効果が発揮された…といえるでしょう。

つまり、

きさらぎ駅メタバースが世界中で有名になれば、とうぜん世界中からの観光客を集客するチャンスになるでしょう。

 

この記事では、きさらぎ駅を具体例に上げて解説しましたが、他にも都市伝説は数え切れないほど存在します。

そして都市伝説の数だけ、その舞台となった場所があるのです。

都市伝説の舞台となった場所をメタバース化すれば、現実世界の地方創生への活用も可能になります。

 

メタバースによる地方創生は、非常に高い可能性にあふれているのです。

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