NF亭ショウタです。
一般的に「メタバース」といえば、VR(仮想現実)のメタバースを意味します。
しかし、AR(拡張現実)のメタバースも、これから増えていきます。
そして、ARメタバースは、”VTuberでの地方創生”とも相性がよく、ドンドン活用されていくでしょう。
この記事では、
- ARメタバース×VTuberの有効性とは?
- 可能な戦略
- 未来予測:VRメタバースで接点➡ARメタバースへ現地送客
…について、解説していきます。
ARメタバースとは?
”物理的な現実世界”をベースにしたメタバース
現在、「メタバース」という言葉は、ほとんどの場合「VR(仮想現実)メタバース」を意味します。
⬇「VR(仮想現実)メタバース」の詳細
対して、
「AR(拡張現実)メタバース」は、AR技術を活用して、現実世界をベースにしたメタバースを意味します。
(※AR=Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ))
我々が住む この物理的な現実世界をベースとして、デジタル情報を投影したメタバースです。
物理的な現実世界で同じ場所にいるすべての人間が、ARメタバースで同じ体験をシェアできるのです。
…AR自体の技術自体は前から実用化していました。
それに加えて、ユーザー同士が相互に影響を与える「同期性」をはじめとする、メタバースの定義とされる要素が付加されていくことで、ARメタバースが成立する…と説明できます。
⬇前述の「VR(仮想現実)メタバース」の詳細記事より抜粋
ARメタバースを体験するデバイスとしては、スマホアプリをインストールして、スマホ越しに物理的な現実世界を見ることで、ARメタバースを体験できます。
また、近い将来にはスマートグラスでARメタバースを体験できるようになるでしょう。
さらに、いずれはコンタクトレンズを装着することでARメタバースを体験可能になっていくでしょう。
メタバースは「VR」と「AR」に分岐していく?
ポケモンGOの技術開発を担当した企業である、ナイアンティック社の創業者のジョン・ハンケCEOは、「VRメタバースは人間を完全に仮想世界に閉じ込めてしまうため、ディストピア的である」という主旨の批判をしています。
⬇公式ブログの記事(英文を和訳)
対して、
ARメタバースは現実世界をベースにしており、人間のあるべき姿を実現できるため理想的である…という主旨の発言をしています。
そして、ナイアンティック社は、新しいARメタバース テクノロジーの研究開発をしています。
つまり、今後メタバースは、「VR」と「AR」の2つの大きな流れに分岐する…と予想されます。
ARメタバースの実例
ARメタバースとして、2023年1月に公開された「IZUMO ARメタバース」があります。
アート方面に特化した印象を受けます。
ユーザーは、
- ウォレット内のNFT
- スマホに保存されている画像
…などを、ARメタバースにストリートアートとして飾ることができます。
とうぜん、設置したストリートアートは他のユーザーも閲覧・売買することが可能です。
一人のユーザーが行った影響が、他のユーザーにも認識されていくのです。
つまり、すべてのユーザーがARメタバースでストリートアーティストになって、収入を得れる可能性が生まれるのです。
いままでは、ストリートアートは売買が困難だったのですが、ARメタバースでの活動なら、自分のストリートアートを展示・販売できるのです。
物理的な現実世界の景観を壊すことなく、都市の壁などにストリートアートを飾ることが可能になるのです。
⬇関連記事:「VRメタバース×ストリートアートNFT」の考察
そして、「IZUMO ARメタバース」は、アートに特化したARメタバースではじめにビジネスを行いつつ、次の段階として地方創生にも活用していくことも視野に入れられています。
「ARメタバース×VTuber」の地方創生の有効性
ARメタバースは、とうぜん現地に訪れたうえで体験できるメタバースです。
なので、地方創生との相性が とても良いのです。
⬇そして、メタバースでは、VTuberが重要な構成要素となります。
つまり、「ARメタバース×地方創生×VTuber」という組み合わせが、とても有望と言えます。
すでに、地方創生をするVTuberである”ご当地VTuber”は多数存在します。
そして、VRメタバースを活用している事例も多いですし、
⬇自らVRメタバースを開発しているご当地VTuber運営企業もあります。
で、今後はARメタバースを活用したり、自ら開発したりするご当地VTuberが増えていく…という可能性があるのです。
VRメタバースには、多くの企業が次々と参入しており、急速にレッドオーシャン化していくでしょう。
しかし、ARメタバースはまだまだ注目されておらず、参入企業も少ないので「逆張り」戦略として、有望でしょう。
⬇関連記事
「ARメタバース×地方創生」早期参入の可能性が高いVTuber
- ARメタバースの一般普及
- VTuberの地方創生への活用
…が進んでいくにつれて、いずれは多くの地方創生VTuberの多くがARメタバースに参入するでしょう。
ここでは、早期に参入する可能性が高いVTuberと、その理由を解説していきます。
沖縄県:根間うい
沖縄県ご当地VTuberとして活動しており、運営企業が開発しているVRメタバース「バーチャルOKINAWA」でも活動しています。
バーチャルOKINAWAは、Meta社がVRメタバースに本格参入する前から運営されており、VTuber界でも とても早い事例です。
⬇バーチャルOKINAWA考察記事
そして、世界最大のVRイベント「Vket」を運営するHIKKY社との協業も発表されており、メタバースでの戦略展開がさらに広がっていくでしょう。
バーチャルOKINAWAでは、国際通り や 首里城 など、実在の名所がVRメタバース化しています。
今後も、VRメタバース化していく沖縄県の名所も増えていくでしょう。
そして さらに、バーチャルOKINAWAがVRメタバース・ARメタバース双方で展開されていく可能性も高いです。
つまり、すでにVRメタバース化されている 那覇通り や 首里城も、ARメタバース化されたうえで連動していくのです。
例えば、
- 「VRメタバース:国際通り」と「ARメタバース:国際通り」が同期
- 「VRメタバース:首里城」と「ARメタバース:首里城」 が同期
…という感じで、同期性・互換性を持たせて、相互に影響しあう ようにもできます。
すると、
- VRメタバースで、世界中の人と広く浅く接点を作る
- 強い興味を持ってくれた一部の層を、ARメタバースで現地集客
…という、2段階の集客も可能になります。
運営企業であるあしびかんぱにー はXR技術の開発も行っています。
(※XR=「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」などの総称)
なので、早期にARメタバース開発を視野に入れる可能性は十分あるのです。
(もし、VRメタバースのみで手一杯…という場合は、「AR×首里城」などを行っている他プロジェクトとの一部提携…というパターンもありえます。)
埼玉県:春日部つくし×自治体
埼玉県自治体は、地方創生にVTuberを活用する戦略を取っています。
2021年7月には、既存VTuberを観光大使として選出するオーディションが行われました。
その結果、2021年11月14日から埼玉県ご当地VTuberである春日部つくしさんが、バーチャル観光大使として活動しています。
⬇また、埼玉県公認の元、VRメタバースでのイベントも行われました。
また、埼玉県観光課など地元関係者が2013年から毎年開催されているアニ玉祭では、同オーディションの参加者であるVTuberを集めて、イベントの1コーナーにしています。
⬇埼玉県知事も全面協力
つまり、埼玉県自治体は、VTuberによる地方創生を これからも積極的に実行していく可能性が高いです。
そして、その地方創生戦略として、「ARメタバース×VTuber」という戦略を取る可能性があります。
すでに、埼玉県三芳町 自治体では、2014年からARを地方創生に活かす取り組みが行われています。
また、それ以外にも公的機関がARを導入している取り組みは存在します。
そして、今後はARメタバースを始める可能性もあります。
その際、バーチャルなキャラクター(つまりVTuber)が案内役などに適しています。
なので、埼玉県公式VTuberである春日部つくしさんを起用して、”埼玉県の自治体”や”埼玉県下の市町村の自治体”が、ARメタバースを展開する可能性もあるのです。
静岡県:木乃華サクヤ
木乃華サクヤさんは、静岡県ご当地VTuberとして活動しており、静岡新聞社・静岡放送が運営しています。
⬇そして、同じく静岡県ご当地VTuberである葵わさびさんとのコラボが多く、
葵わさびさんを運営している株式会社ユピテルプラスは、木乃華サクヤさんの3Dアバター制作なども行いました。
また、VRメタバース事業も展開しています。
そして、ユピテルプラスの親会社である株式会社ユピテルは、鹿児島県霧島市 自治体と共同で、ARスタンプラリーを2度行っています。
つまり、ユピテル と ユピテルプラスは
- 3Dアバター
- VRメタバース
- AR
…を開発する技術力をすでに持っているのです。
したがって、これらの技術力を活用して、ARメタバースを開発しはじめることも、十分ありえるのです。
そして、木乃華サクヤさんを運営している静岡新聞社・静岡放送の広報力も活かせます。
つまり、
- ユピテル・ユピテルプラスの技術力を使ってARメタバースを創る
- 木乃華サクヤさんが案内役ポジションになる
- 静岡新聞社・静岡放送が宣伝
…ということが可能なのです。
さらに、2023年の静岡市長選挙・静岡県議会議員選挙の広報イメージキャラクターに起用されているため、ARメタバースでの地方創生に自治体が協力してくれる可能性もあるでしょう。
滋賀県:ぽんぽこ・ピーナッツくん
ぽんぽこ・ピーナッツくん(以下、”ぽこピーさん”と表記)は、滋賀県甲賀市を中心に活動している個人運営VTuberであり、実の兄妹です。
現在、「ぽこピーランド」というVRメタバースを制作しています。
上記 画像を見てもわかる通り、クオリティは高いです。
そして、ぽこピーさんは高い企画力を活かした動画が強みです。
なので、今後はARメタバース市場が発展していけば、ぽこピーさんがARメタバースを作る企画をする可能性もあるのです。
また、もう1つのパターンとして考えられるのが、自治体とのコラボです。
ぽこピーさんは、ゆるキャラグランプリで兄妹そろって優勝しています。
⬇ゆるキャラグランプリ2019
⬇ ゆるキャラグランプリ2020
⬇さらに、滋賀県 自治体から依頼されて活動を行った実績もあります。
そして、滋賀県 東近江市 自治体では、複数の企業と共同でXR技術を活用した地方創生に取り組んでいます。
つまり、東近江市など、滋賀県内の自治体からの依頼を受けるカタチで、ARメタバースに関わる可能性もあるのです。
ぽこピーさんは、企業ではなく個人運営のVTuberです。
ですが、とても高い人気があるので、資金調達が必要な場合でもクラファンで可能です。
すでに、2018年4月の段階でクラファンを行っており、目標を大きく超える金額を集めました。
現在では、さらにファンも増えているので、クラファンを実施したら、さらに多額の資金を集めることが可能でしょう。
つまり、ぽこピーさんによる ARメタバースでの地方創生が、
- 自治体と共同
- 個人で(必要ならクラファンで資金調達)
…のいずれかの手段で、いずれは実現される可能性があります。
メリット
現地に訪れてくれるので、地方経済 活性化
ARメタバースは、実際の現地に訪れたうえで体験できます。
つまり、現地でお金を使ってくれる(食事・交通機関・お土産 など)ので、地方経済の活性化につながりやすくなります。
VRメタバースでは、現地に足を運ぶ必要がありませんし、よほど気に入ったものが無いとお金を使ってくれず、来場してくれる人数のわりに地方経済活性化にはつながりにくいですが、
ARメタバースでは、来てくれる人数が少なくなる代わりに、お金を使ってくれやすいメリットがあります。
ARメタバースを知っている、情報感度の高い人が集まる
ARメタバースは、世間一般の多くの人は よく知りません。
VRメタバースすら一般普及していないですし、ARメタバースの普及はまだまだ先になるでしょう。
そんな状況で、ARメタバースを体験するためのデバイス(スマートグラスやスマホアプリ)を利用する人は、数が限られます。
だからこそ、テクノロジーに対する情報感度が高い人が集まりますので、そのような人たちに対してNFTやAIなど他のテクノロジーを活用した施策をすれば、継続的に興味を持ってもらいやすいです。
強い興味を持ってもらえれば、
- NFT購入(後述)
- トークン発行型クラウドファンディングに支援(後述)
…などをしてくれる可能性も上がります。
スマホで体験できるので、VRメタバースよりハードルが低い
VRメタバースは専用のヘッドセットなどを購入する必要があります。
しかし、ARメタバースはスマホで体験することができるので、新規ユーザー側からしたら敷居が低いです。
なので、現地に
「このQRコードを読み込めば、ARメタバース楽しめます!」
…という看板を設置して興味を持ってくれさえすれば、その場でQRコードからアプリをインストールしてARメタバースを体験する…というのが可能になります。
ARメタバース×VTuberのポジション
ARメタバースを自前で開発して、活動場所(の1つ)にしているVTuberは、おそらくまだいません。
なので、早期参入しておけば、「ARメタバース×VTuber」の先進事例として、注目されやすいです。
メディアなどで情報拡散されれば、さらに注目度が上がります。
もちろん、VRメタバースと同期…などをすれば、さらに注目されやすくなるでしょう。
デメリット
デバイス持ってない人には効果半減
ARメタバースを本格的に体験するには、スマートグラスなどの対応デバイスが必須です。
(スマホ越しでの体験だと、常に片手でスマホを持っていなければならず腕が疲れるうえ 視界が狭いので、長時間の体験には適しません。)
なので、スマートグラスなどを持っていない大多数の人が、本格的な体験を味わいにくくなり、効果が半減してしまいます。
現地訪問が必須
ARメタバースは、現地へ訪れる必要があります。
とうぜん、時間と運賃と労力がかかるので、ARメタバースを体験するためのハードルがVRメタバースに比較して格段に上がってしまうのです。
個人勢VTuberは手を出しづらい
VRメタバースは、すでにVRChatをはじめとして、プラットフォームが複数存在します。
なので、Unityなどのプログラム言語を学べば、個人でも創ることができます。
また、Vket Cloudなど、VRメタバースを構築するための環境がドンドン充実していくでしょう。
反面、
ARメタバースは、それを創るための環境が充実しているとは言い難い状況です。
潤沢な資金がある企業は(スキルを持つ人に業務委託をするなどで)参入できても、個人が構築することは、敷居が高いといえるでしょう。
(※しかし、個人でも知名度・人気が高いVTuberなら、後述する「トークン発行型クラウドファンディング」で資金調達が可能になります。)
可能な戦略
スタンプラリー➡NFTプレゼント
現地に訪れたうえで、所定のポイントを周るARスタンプラリーを実施すれば、現地でのアクティビティとして楽しめますし、腹が減って飲食店を利用してくれる確率も上がります。
また、VTuberの限定NFTをプレゼントする…などのメリットもあれば、ファンは訪れてくれやすくなるでしょう。
(ウォレットを持っていることが条件となるので敷居は高くなりますが、
「まず現地でスタンプラリーをクリアしてもらって、その後1か月以内にウォレットを作ってNFT受け取り申請も可能」
…というカタチにすれば、めんどくさいウォレット作成をとりあえず後回しにして、現地に足を運んでもらいやすくなります。)
ARライブ(ARイベント)
特定の場所を指定して、AR音楽ライブなどのイベントを開催します。
もちろん、大多数の人は現地には行けないでしょうから、YouTube上で同時配信すべきです。
とうぜん、わざわざ現地に訪れてくれる人には、「音響透かしで限定NFTをプレゼント」などのメリットを用意するのが必要です。
⬇音響透かしNFTの事例
観光名所などへの集客効果を発揮できます。
しかし、ARライブの存在を知らない人達からしたら、
「何もない空間を見て、楽しんでる怪しい人達がいる・・・」
…と、思われてしまう恐れがあります。
なので、”ARライブ開催中!”などの立て看板を これ見よがしに設置して、決して怪しくないことを他の観光客にアピールすべきでしょう。
また、実質”野外ライブ”なので、雨風や気温などの影響が強く、観客の体調への配慮も必要になります。
現地でのみ見れる限定AR動画
現地に行くことのみで視聴できる限定AR動画があれば、現地への訪問を促すことができます。
限定動画を視聴可能な期間を設定して、その期間内に訪れれば、視聴できるようにするのです。
また、季節ごとに見れる4つの動画があれば、複数回の訪問を促しやすくなります。
現地でのみ購入可能な限定NFT
現地に訪れた人のみが購入できる、限定NFTを用意します。
⬇実例を解説
「NFTの売買」というものが普及していくに従い、この戦略の有効性は増していくでしょう。
web3.0時代の地方創生VTuberの戦略として、定番化していくと思われます。
AIキャラが案内
すでに、AIのキャラクターがVRメタバース上で案内をする実例はあります。
そして、VRメタバースだけでなく、ARメタバース上でもAIキャラクターが、利用者の質問を理解して応答する…ということが可能になります。
その際、普段VTuberとして活動しているアバターに近い方が、親近感も湧きやすく利用されやすいでしょう。
広告枠
(前述した)「限定AR動画などを見れる場所などを設定する権利」を広告枠として販売します。
(限定AR動画を見れる場所を商店の近くに設定すれば、その商店に立ち寄ってくれる可能性が上がります。)
例えば、無料でプレイできるポケモンGOのビジネスモデルは広告費で成立しています。
特定の場所をモンスターをゲットできる場所に設定することによって、そこにポケモンGOのプレイヤーが集まります。
マクドナルドでは、ポケモンGOと提携して、年間数十億円の増益になったといわれています。(2020年10月に終了)
もちろん、「地方創生×VTuber」は、ポケモンGOに比べると、知名度は格段に低いです。
しかし、今後の発展(ARメタバース・地方創生VTuber の双方が)によってはある程度の広告効果は期待できるので、マネタイズ手段としては常道といえるでしょう。
スポンサーNFT販売
いずれは、スマートグラスが普及していけば、ARメタバースの利用者数は爆増します。
そして、ウォレットと接続することでNFTの取引も、スマートグラスを通したARメタバース上で行われるようになるでしょう。
すると、現地の商店などでスポンサーNFTを発行する事例も増えていくでしょう。
⬇スポンサーNFTの詳細
現地の商店がVTuber運営しつつ、スポンサーNFTを販売することで資金を集めることなどが可能になります。
コンサルする
VTuber文化はすでに巨大な市場となっており、VTuber運営をコンサルすることで利益を得ている企業も多数存在します。
そこで、「ARメタバース×VTuber」を運営するための経験や実績を積んでおけば、企業などにコンサルすることで利益を得ることができます。
つまり、
- 「ARメタバース×VTuber」の自社運営での利益
- 「ARメタバース×VTuber」を他社にコンサルして報酬をもらう
…という、2つのマネタイズが可能になります。
トークン発行型クラウドファンディング
ARメタバースを開発するには、とうぜん資金が必要です。
その資金を、トークン発行型クラファンで調達します。
⬇トークン発行型クラファンの詳細
既存ファンだけでなく、転売益を期待する投資家へのアプローチも可能になります。
未来予測:VRメタバースで接点➡ARメタバースで現地送客
メタバースはXR化していく?
いずれは、VR・ARだけでなくMR(複合現実)をも活用したメタバースが作られ、それらが同期していくでしょう。
VRメタバース・ARメタバース・MRメタバースのそれぞれで同時に同体験をできるようになり、そして相互に影響しあうのです。
つまり、メタバースはXR化していくのです。
(※XR=「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」などの総称)
そして、世界的な市場であるVTuberとの融合が当然のごとく進んでいきます。
地方創生にもXRメタバースが活用されるのです。
VTuber界で ご当地ネタはレッドオーシャン化していく
そして、VTuber界ではご当地ネタは ゆっくりとレッドオーシャン化していく兆候が感じられます。
普段から地方創生活動をしているご当地VTuberはもちろん、
そうでない一般のVTuberも自分の住んでいるエリアの名所や 遠方への旅行時の様子を、Vlogみたいな形式で発信することが少しずつ増えてきました。
また、実際に現地にまで行かずとも ご当地ネタを学んでいく企画なども 増えてきているのです。
もともと、VTuber界が発展したのは、コロナによる巣ごもり需要でYouTube視聴時間が爆増したのが大きいのですが、今度はVTuber界がリアルの名所の情報を発信しているのです。
一般VTuberが、”差別化の手段の1つ”として ご当地ネタを扱う傾向がドンドン強くなっているのです。
なので、ご当地ネタは ゆっくりと しかし確実にレッドオーシャン化していくでしょう。
XRデバイスが一般普及➡VTuberが広告塔に
そこで、地方創生を”主目的”に活動している ご当地VTuberは、XRとの融合によってレッドオーシャンから抜け出すことができます。
(VTuberは、Youtubeにとどまらず、あらゆるプラットフォームで活動するようになります。)
XRテクノロジーの開発が進めば、マーケティングに活用する側も、ユーザーとして体験する側も、双方の利便性が増していきます。
いずれ、スマートグラスでのXRメタバースを体験できるようになるのはもちろん、XR対応コンタクトレンズも開発されるでしょう。
わざわざスマホを構える手間もなく、平常時からXR対応のスマートグラス・コンタクトレンズが着用されるようになり、日常の中にXRが融合していくのです。
街を歩けば、AR・MRを駆使した広告が そこら中にあふれかえるようになります。
(ドラゴンボールの新作映画が公開される時期には、舞空術を使い かめはめ波を打ちまくる戦闘シーンが大空に描写されるかもしれません。)
そして、VTuberをXRでの広告塔として使う流れもいずれ起こります。
そこで、ご当地要素が強い企業や商店は、
- VTuberに依頼
- 自らVTuber運営
…などをするようになります。
- VRメタバースで広く浅く接点を作り、魅力を知ってもらう➡ARメタバースで現地送客
…という方程式が、定番戦略となっていくのです。
⬇大手航空会社ANAをはじめとする旅行会社も、VRメタバース戦略を取り入れていますので、いずれは旅行会社もARメタバースも どんどん戦略に取り入れていくでしょう。
「XR×VTuber」の組み合わせは、新時代型 地方創生の有望な在り方となるのです。
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