NFTで稼ぐ4つのビジネスモデル&メリット・デメリット

NFT

NF亭ショウタです。

NFTで稼ぐ方法は、複数あります。

その方法の特性とメリット・デメリットを知っておかないと、膨大な時間と労力をムダにつかってしまった・・・なんてことになりかねません。

 

なので この記事では、4つの稼ぎ方の特徴を解説します。

加えて、メリット・デメリットとその根拠も くわしく解説していきます。

なので、この記事で あなたに適した稼ぎ方を確実に見つけることができるでしょう。

本当にNFTアートで稼げるのか?

NFTの市場規模は、急速に拡大しています。

世界の取引高が、2021年初頭に爆発的に増加したのです。

2020-2021年NFT取引高の推移

世界でNFT市場が浸透している一方、日本ではまだNFTという文化が浸透していません。

しかし、少しずつですがメディアに取り上げられたり、著名なインフルエンサーや大企業も参入を始めていることから、日本でもNFTが広がっていく確率は かなり高いでしょう。

 

それなら、今から参入しておいて先行者利益を得るべきです。

どんな業界でも、先行者は稼ぎやすいのです。

 

それでは、NFTで稼ぐための4つの方法と、それらのメリット・デメリットを解説していきます。

NFTアートを購入して転売

「NFTで稼ぐ」と聞いて、多くの人が思い浮かべる方法でしょう。

NFTを「安く買って、高く売る」ことにより、その差額で利益を得るのです。

 

しかし、より高く売るためには より人気の高いNFTを買う必要があります。

とうぜん人気の高いNFTには、同じく転売目的の人や 純粋にそれを欲しい人たちが殺到します。

もちろんオークション形式だと値段が高騰しやすいので、固定価格での販売をしているNFTをメインに狙うことになります。

 

そうなると、販売開始の前から非常に多くの人がスタンバイして、いざ販売開始したら一斉に購入ボタンを押すことになります。

中には購入ボタンを連打するツールを自作して、購入できる確率を上げる人もいるそうです。

 

転売で利益を得るためには、常に人気が高いNFTの販売情報をチェックして、販売開始時にはパソコンの前にスタンバイする手間と時間が必要になります。

そこまでしても確実に購入できる保証はありません。

上手く行けば一発で数千万円稼いだ事例もありますが、その裏では非常に多くの人が徒労に終わっているのが現状です。

 

しかし、宝くじよりは確率が高いので時間と購入のためのお金に余裕があったらチャレンジしてみるのも良いでしょう。

NFT市場では転売は歓迎される傾向?

「転売」と聞くと悪い印象を持つ人も多いでしょう。

例えば、人気が高いアイドルの抽選販売のライブチケットを購入して別の人に高値で売る行為は、アイドル事務所運営側からしたら悪徳とされています。

いくら高値で転売されても権利者には1円も入らないし、適正価格で買えない状況がつづくとファン離れを引き起こす恐れもあるからです。

 

しかし、NFT市場では転売は肯定されることも多いです。

理由は、大きく分けると2つあります。

転売価格の最大10%のロイヤリティが権利者に入る

転売価格に対して最大10%のロイヤリティが権利者に入るため、権利者からしたら転売の度に利益が入ります。

なので、NFT市場においては、むしろ転売を推奨する権利者もいるのです。

入札者が多ければ「人気がある」と印象が出る

転売目的であろうと、多くの人が入札していると「人気が高いNFT」と思ってもらえます。

人気が高いNFTと認知されると、さらに多くの人から目的として注目されます。

そして知名度が上がるため、NFTのブランド価値が強固なものになるのです。

 

なので権利者としては、転売目的だろうと入札してくれれば それだけでメリットがあるのです。

NFTアートを自作して販売

自分でNFTアートを制作・販売して、売れたら利益になります。

 

すでにクリエイターとして活動している人は、この方法でNFT市場に参入している場合が多いです。

売ったら利益が発生するのはもちろん、(前述したとおり)購入者が他の人に転売する度に あらかじめ設定したロイヤリティ(最大10%)が、あなたに入ります。

上手く行けば、長期的な利益を得ることが可能です。

自分で制作できないなら外注化

しかし、多くの人はクリエイター経験が無くて
「自分でアート作品を作れない!」
という障壁があるでしょう。

その場合は、

・クリエイターにアート作品の制作を外注して、自分が販売する

という手段があります。

つまり、

1.クラウドソーシングなどでクリエイターにアート作品の制作を依頼する
2.クリエイターから納品されたアート作品を、自分が出品して販売する

という手順です。

外注化サイトとしては、クラウドワークスやランサーズなどが、ワーカーさんも多いためスムーズに依頼できるでしょう。

 

注意点としては、「著作権を譲渡してもらう」ということです。

著作権がクリエイター側にあったら、大きな金額を稼げた時にはトラブルに発展しかねないからです。

利益が出ているのは極少数。ほとんどが失敗に終わる

しかし、多くの人がNFTアートを販売していますが、人気が出て十分な利益を出ているのは極少数です。

「NFTアートが数千万円、数億円で売れた!」
というニュースは高い話題性があり拡散されますが、まったく売れずに注目されていない作品の方が圧倒的に大多数です。

 

NFTアートを販売するには、販売戦略が必要です。

なので、NFTアートを自分で作って販売する場合、マーケティングスキルを学ぶことが必要になります。

逆に言えば、しっかりとマーケティングを学んで販売戦略を考えている人はかなり少数なので、マーケティングを学べばライバルたちに比べてかなり優位に立てるでしょう。

NFTゲームのアイテムをGETして販売

NFTゲームは(ブロックチェーンゲーム)をプレイして、入手したアイテムなどを販売する方法です。

転売や制作に比べて、気軽に始めることができるため実践者は多いです。

ベトナム発「Axie Infinity」が有名

稼ぐ手段としてのNFTゲームは、ベトナム発の「Axie Infinity」が最も人気があります。

Axie Infinity

Axie Infinityは、年収の低い国で稼ぐ手段として急速に広まっています。

特にフィリピンで活発にプレイされており、Axie Infinityのデータ通信量が世界一多い国です。

フィリピンでは、それまでやっていた仕事をやめてNFTゲームを本業にする人も多いのです。

中には、Axie Infinityで稼いだお金で家を建てた人もいるらしいから驚きです。

生活費の高い日本では、あまりオススメできない

方法としては、
「ゲームをプレイしてアイテムをゲットする➡NFTマーケットプレイスで売る」
という手順になります。

この手法で、生活費を稼いでいる人も多くいるのです。

しっかり戦略を考えて長時間プレイすれば、月に数万円ほどは稼げるケースも少なくないです。

 

しかし、平均年収が低い国、生活費の安い国だからこそ有効であり、生活費の高い国では基本的にオススメしにくいです。

フィリピンでは数万円で一ヶ月生活できても、日本では数万円では一ヶ月生活するのは困難です。

もし、NFTゲームそのものが大好きなら数万円でも稼げたらうれしいでしょうが、純粋に稼ぐ手段としてプレイするのはあまりオススメできません。

 

初期投資としての課金や高額なガス代(取引手数料)も必要なため、多大な時間と労力をかけても赤字になるケースもあります。

上手くいけば大金を稼げるかもしれませんが、上手くいかなかったら初期投資やガス代すら回収できないリスクもあるのです。

(※ガス代については今後は改善される可能性が高いです。)

⬇ガス代については、こちらの記事で解説。

NFTのガス代とは?絶対に失敗しないための5つの節約方法
NFTの取引にはガス代が必要です。ガス代はとても高額なのですが、上手く節約する5つの方法があります。この記事を読めば、ガス代を正しく理解できますし、今後ムダに支払っていたかもしれない数十万円以上のガス代を節約することが可能になります。

気軽にNFT市場に参入できるメリット

この記事で紹介している他の方法に必要な「アートのスキル」「マーケティングのスキル」「転売目的で購入する多額のお金」が無くても実践できます。

なので、比較的はじめやすい稼ぎ方と言えるでしょう。

 

また、海外の人間がフィリピン人を雇ってAxie Infinityをプレイさせて利益を配分するケースもあります。

これから、どんどん「NFTゲームで稼ぐ」という働き方は拡大していくでしょう。

⬇具体的なコツなどは、こちらで解説してます。

NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)で稼ぐ方法まとめ&比較
■ゲームで稼ぐ」という生き方■好きな時に好きな場所でゲームをして生きていく。すでに、NFTゲームで生計を立てている前例はたくさんあります。「どのゲームがいいの?」「具体的なコツはあるの?」という疑問に対してしっかりと解答しています。

NFT情報を発信するメディアを構築

NFT市場は、日本でも拡大していくと予想されます。

なので、NFTの情報を発信するメディアを構築して、集客してから収益化する方法が有効になります。

メディアの選択肢

YouTubeチャンネル

スライドなどを画面に表示しながら、声で解説します。

文章を書かねばならない他の選択肢に比べて、比較的取り組みやすい方法と言えるでしょう。

YouTubeはビジネス系の情報源としても根強い人気があります。

声や顔も認識してもらえるため、文章だけよりも愛着をもたれやすいメリットもあります。
(※顔出しは、必須ではない。)

 

もちろん、NFT市場の知識と わかりやすく解説するスキルが求められます。

(加えて、動画編集スキルが必要です。)

また、成果が出るまで時間がかかっても 根気よく努力を継続することが不可欠です。

サイト・ブログ

サイトやブログを運営して、記事を投稿します。

スライド+音声で解説するYouTubeチャンネルに比べて、文章を書くスキルが求められます。

 

また、文章スキルに加えて

・レンタルサーバー契約
・ドメイン購入
・テンプレート購入(サイト・ブログのデザイン決定プログラム)

の出費と、

・SEO(検索エンジン最適化)
・ワードプレス(構築プログラム)の操作スキル

に関するスキルも必要になります。

 

また、記事を投稿しても検索エンジンに表示されるには、ある程度の期間がかかります。

それまではまったくアクセスが集まらなくても、根気よく長期的に取り組む姿勢が必要になります。

 

しかし、レンタルサーバー契約やドメイン取得なども自分でやらねばいけないデメリットがあっても、サイトやブログは”自分の所有物”になるため垢バンされることがありません。

(※検索結果に表示されなくなるペナルティはある。)

なので、利益が出ない期間がつづいても長期的に取り組む自信があれば、やってみるのも良いでしょう。

note

noteで、記事を書いて発信する方法です。

サイトやブログ運営に比べて、noteというプラットフォーム内からの流入があるので、早い段階からアクセスを集めやすいです。

 

noteは、無料部分と有料部分があります。

なので、無料部分で興味を引いたうえで読んでいる人が一番知りたいところを有料にすれば、note内での収益化が可能です。

(※有料部分がある記事だけでなく、無料ですべてを読める記事も投稿することでフォロワーを得やすくなります。
無料で読める記事で信用を得た上で、有料部分がある記事も投稿したほうが良いです)

しかし、noteのアカウントは垢バンされるリスクがあります。

リスクヘッジとして、記事内容は他のところにも記録しておくべきでしょう。

サブ的にTwitterで発信

すでに解説したメディアに加えて、サブ的にTwitterなどで動画や記事の更新を伝えていくのが定番の手法です。

Twitterでのフォロワーが増えてくれば、メディアの更新を告知すれば その直後から多くの再生回数・閲覧数を得ることができます。

 

Twitterでは有益なNFT情報もいち早く流れてくるため、情報収集源としても使う人も多いのです。

露出の場を増やすために、Twitterも積極的に活用していきましょう。

収益化の方法

メディアで集客した後、どのように収益化するのかを解説します。

 

YouTubeの再生回数や、サイト・ブログの閲覧数が伸びたら、広告やアフィリリンクを貼っておけば収益が発生します。

これは現在、最もポピュラーな収益化の方法です

(noteは、Amazonのアフィリリンク以外は貼れません。)

 

また、LINEやメルマガに誘導して、そこで「NFTで稼ぐ方法を教えます」と言ってコンサルティング(指導)等をして報酬を得る方法もあります。

しかし、コンサルティングで報酬を得るには、あなた自身がNFTで稼げた実績が必要になります。

なのでハードルが高いかも知れませんが、実績を出せた後はコンサルティングを選択肢に入れてもよいでしょう。

副業からはじめるべきか?

「NFTアートで稼ごう!」
と考えている人が、まず悩むことがあります。

それは、

・副業としてNFTをするかor会社をやめてNFTを本業にするか?

ということです。

 

僕の考えとしては、まず副業として始めるべきです。

会社をやめてNFTで稼ぐことに集中すれば、多くの時間と思考力をNFT販売戦略に使えます。

 

しかし、NFTアートの販売戦略にも資金が必要になります。

たとえば、NFTを出品するにもガス代(取引手数料)がかかります。

また、クリエイターにアート作品の制作を外注する場合は、報酬の支払いも必要になります。

 

そして言うまでもなく、衣食住にあてる生活費も必要です。

NFTで稼げていない段階で仕事を退職してしまったら、収入がゼロになってしまいます。

かなりリスキーなため、オススメしません。

ある程度、軌道に乗ってから本業にすべき

とうぜん、それまでの貯金をNFTアート販売戦略に使っていても、一回で上手くいく確率はかなり低いでしょう。

何回も失敗をくり返すことになります。

しかし、それまでの貯金がみるみる減っていく様を見たら、焦りも生じますし 戦略の幅も限られてきます。

 

それならば、まずは本業を続けながら、NFTで稼ぐことを副業として始めるのがオススメです。

そして、軌道に乗って儲かるなら会社を退職して、NFTで稼ぐことを本業にすべきでしょう。

NFTの稼ぎ方:メリット・デメリットまとめ

転売のメリット・デメリット

メリット:一気に大金を稼げるチャンス

人気のあるNFTは、購入してすぐ売れば一気に数百万〜数千万円の利益を得ることも可能です。

特別なスキルがなくても短期間で莫大な利益を得るチャンスがあるため、とても魅力的な稼ぎ方かもしれません。

 

デメリット:確率がかなり低い。初期投資が必要

人気があるNFTはそれだけ入札者も多く、購入確率は低くなってしまいます。

いくつものNFTを買おうとしても、まったく買えなかった・・・なんてことも起こるでしょう。

また、買えなかったのにガス代(取引手数料)だけがかかってしまったというケースも報告されています。

 

そして稼げたとしても、その場限りの単発的な収入になってしまいます。

今後ずっとNFT市場で稼いでいくスキルは身につきませんので、あくまで「単発的な利益を得る手段」と割り切って、その利益を資金にして別のことをすべきでしょう。

自作販売のメリット・デメリット

メリット:二次流通で転売されるたびにロイヤリティ(最大10%)が発生。シリーズ化すれば長期的に収入が入りつづけるチャンス

自分が販売した時は、とうぜんその売上は自分の利益になります。

さらに転売される度に最大10%のロイヤリティが入るので、1つの作品から何回も利益が発生するのです。

また、シリーズ化すればそのシリーズ自体にファンがつきやすくなります。

そうなると新作を出すたびにファンが入札してくれる可能性が高まるので、高い利益を得やすくなるうえにブランディングも高まります。

 

デメリット:クリエイターとしてのスキルor外注の費用が必須。

とうぜん作品を作るには、クリエイターとしてのスキルが必要です。

あなたがクリエイターとしてのスキルを持っていない場合は、クリエイターに依頼するための報酬が必要になります。

また外注するなら、NFT販売が軌道に乗ったときにトラブルにならないよう、あらかじめ利益配分などの契約内容を明確にしておくべきでしょう。

NFTゲームのメリット・デメリット

メリット:手軽に始められる

ゲームを楽しむ感覚で、手軽にはじめることができます。

仮に稼げなくても大きなお金を失うことも少なく、リスクの低い手法といえるでしょう。

 

デメリット:物価の安い国以外では、おすすめできない

フィリピンなど物価が安い国では一ヶ月あたり数万円で生きていけますが、日本では一ヶ月の生活費を数万円でまかなうのは難しいです。

高い金額を稼いだ事例もありますが、その裏にはまったく稼げなかった多くの事例が隠れています。

NFTゲームそのものを好きでないなら、稼ぐための選択肢から除外すべきでしょう。

NFTメディア構築のメリット・デメリット

メリット:長期的に稼げる

NFTメディアを構築しておけば、NFT市場が盛り上がるにつれて集客がしやすくなります。

NFT市場は長期的に栄えていくことが予想されるので、早い段階からメディアを運営しておけばNFT業界でのブランディングにも繋がります。

集客とブランディングができていれば、長期的に稼ぎやすくなります。

また、メルマガやLINEでリスト取りをしてNFTに興味がある人への発信手段があれば、好きな時に新商品のアフィリエイトなどができ売上をコントロールしやすくなります。

 

デメリット:マーケティングのスキルが必須。成果が出るまでにかなり時間がかかる。

マーケティングをしっかり学んだうえでないと、メディアを運営していてもいずれは どん詰まりになります。

なぜなら、マーケティングを知らない場合、「独自の視点や見解」という価値を出すことがこんなんです。

「独自の視点や見解」が無いメディアは、他のニュースサイトの情報を紹介するだけに なりがちなので、オリジナリティを発揮できずに他者のメディアに埋もれてしまうでしょう。

また、メディアを構築してもすぐに成果が出ることは少ないため、長期的にインプットとアウトプットをつづける意志が不可欠になります。

NFT市場は、新しい稼ぎ方も誕生

NFTは、まだまだ黎明期といえます。

これから、新しい稼ぎ方も生まれてくるでしょう。

 

その好例が、イケハヤさんの「CryptoNinja」です。

イケハヤCryptoNinjaのNFT

イケハヤさんは、CryptoNinjaというNFTシリーズを運営しており、すでに高い人気を博しています。

そして、自身の発信で小説化・アニメ化などの展開を視野に入れていることを示唆しています。

今後は、NFTがメディアミックスの起点となるケースが生まれてくるでしょう。

NFTと日本の娯楽文化が融合すれば、化学反応でものすごい爆発力を発揮する可能性も高いのです。

・・・NFTという文化は、本当に面白いですね。

⬇こちらでCryptoNinjaについて、くわしく解説します。

イケハヤNFT・CryptoNinjaとは?関口メンディーも購入
■イケハヤNFT「CryptoNinja」の状況を数分で理解■CryptoNinjaは、有名なイケダハヤトさんのNFTアート。状況を知りたくても状況の変化が激しく「断片的な情報が点在」しているので、特に重要度の高い内容をまとめました。

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